茨城県にある「ザ・ロイヤルゴルフクラブ」。全体の高低差が2m以内というフラットなコースで、かつフェアウェイが非常に広く取られていながらも、2打目以降は各所に配置されたマウンドや池により戦略性に富んだコースである。「このコースから世界に通用するゴルファーを送り出したい」という想いが込められ、2015年12月から9ヶ月という短期間でまったく新しいコンセプトのゴルフ場への生まれ変わった。昨年9月のプレオープンを経て、いよいよ今年3月25日にグランドオープンを迎える。ついに全貌が明らかに「ザ・ロイヤルゴルフクラブ」の3つのコンセプトである「世界に通用するコース」、「世界に通用する選手を育てるコース」、「世界から尊敬されるゴルファーが集まるコース」は、果たしてどのように具現化されたのか。これまでの過程を振り返りながらコース改修にかかわるプロジェクトの完結編をお届けする。