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飯沼大輔、バンカーショットはフェース上部で打つ意識を

2024年3月28日(木)午後4:05

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 今回は、多くのアマチュアが苦手としているバンカーショットのレッスンです。

 ほとんどの人がバンカーショットの際、ヘッドをダフらせて打つというイメージを持っているはず。そのこと自体は間違っていませんが、問題はダフらせる位置です。

 レッスン書などでは、「ボールの手前5センチあたりにヘッドを落とせ(写真①)」と書いてあることがありますが、5センチ手前だとボールが飛んでくれないことがあります。

写真①

 では、どこでダフらせればいいのか。正解は、ボールの真下です(同②)。ボールの真下にヘッドを入れてダフらせれば、ボールは確実にバンカーから出るようになります。

同②

 しかし、そういうアドバイスをすると、「ボールの真下に、正確にヘッドを入れるのは難しいのでは?」と思う人も多いのではないでしょうか。

 実はそれが、簡単にできる方法があります。それは、ボールをフェースの上部で捉える(同③)イメージを持つことです。

同③

 ボールに対して普通に構えたら、フェースの上のほうに当てることだけを考えてヘッドをドンと落とす。そうすれば、ヘッドの下の部分が勝手に砂に潜って、ボールの真下の砂を爆発させることができるのです。

 このとき、フェースの向きをはじめ、スタンスやヒザ、腰、肩のラインは全てターゲットに対してスクエアでOK。また、スタンス幅を広げてどっしり構える必要もなく、打点だけを意識してアプローチのように打つだけです。

 あとは距離感のみ調整を。普段の倍から1・5倍の距離を打つつもりで打てば、ピンに近づくはずです。

 ボールが飛ばないで悩んでいる人はもちろん、トップ気味になってホームランが出やすい人も、「フェース上部に当てる」を意識してください。バンカーショットが簡単になりますよ。

(取材協力:ゴルフ倶楽部成田ハイツリー)

飯沼大輔(いいぬま・だいすけ)
1978年生まれ。22歳でプロスケートボーダーからゴルフの世界へ。2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。2017年日本プロゴルフ選手権出場。同年、神奈川県オープン優勝。トーナメントで培ったテクニックを生かし、現在は、初心者から上級者まで技術面だけでなくメンタル面もサポートするレッスンを展開。Accuracy Golf Studio(千葉県)所属

【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2024/3/22 発売号より転載)

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