今年、第1回目の開催を迎えるアジア太平洋地域の最強女子アマ決定戦である今大会。1月の国内男子ツアー「SMBCシンガポールオープン」が開催された「セントーサゴルフクラブ」を舞台にして行われる。日本からは西村優菜、稲見萌寧、吉田優利、佐渡山理莉、古江彩佳、安田祐香の6人が出場を予定。優勝者には翌週に開催されるアメリカ女子ツアーの「HSBC女子チャンピオンズ」に加え、4月の「ANAインスピレーション」、8月の「全英リコー女子オ ープン」への出場権が与えられる。
男子の「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」では、2010年に同大会を制した松山英樹が優勝資格で出場した「マスターズ」でローアマに輝き、世界に羽ばたくきっかけとなった。今大会でも、日本勢が松山と同様に世界への足掛かりを作る活躍を見せられるか注目したい。さらに、2019年・2020年大会は茨城県の「ザ・ロイヤルゴルフクラブ」で開催されることが既に決まっているだけに、前年優勝者として凱旋する姿を期待したいところだ。