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左ひじに注目!マスターズを制したJ.スピースのスイング

2015年4月21日(火)午後1:10

今年のマスターズで記録づくめの完全優勝を成し遂げた21歳のジョーダン・スピース。初日から首位の完全優勝は41年クレイグ・ウッド、60年アーノルド・パーマー、72年ジャック・ニクラウス、76年レイ・フロイド以来の実に39年ぶり5人目の快挙でした。

270ストローク(通算18アンダー)はタイガー・ウッズと並ぶ最少スコア、72ホールで28バーディーは大会最多記録となりました。いま最も注目を集めるスピース。今回はそのスイングに迫ります。

平均スコアは69.252で1位

(写真提供:Getty Images)

【2014-15シーズンスタッツ】
※RBCヘリテイジ終了時点
◆ドライビングディスタンス:291.7(65位)
◆フェウェイキープ率:61.06%(105位)
◆パーオン率:66.67%(76位)
◆STROKES GAINED TEE-TO-GREEN:1.609(5位)
※ショットのスコア貢献度
◆STROKES GAINED PUTTING:0.677(7位)
※パッティングのスコア貢献度
◆平均スコア:69.252(1位)

今シーズンのスタッツを見ると、PGAツアーの中では飛距離、フェアウェイキープ共にそれほど良いとは言えません。それでもストロークゲインドはショット、パッティング共にトップ10に入り、平均スコアは堂々の1位です。

そんなスピースのスイングの特徴とは?

ゴルフネットワークで放送のPGAツアーダイジェストで解説を務めたタケ小山プロがスピースのスイングを分析。(4/20放送「RBCヘリテイジ」3日目PGAツアーダイジェストより)

左ひじに注目!大型ヘッドが生み出した現代式スイング

(写真提供:Getty Images)

【J.スピースのココに注目!】

?左肘が曲がっている
?フェースローテーションをあまり使わない
?チキンウィングでもシャフトが寝ないで立って入る
?左が怖く無いスイング

スーパースローだとよくわかりますが、スピースは460CCの大型ヘッドのドライバーが作った現代式のスイングです。その特徴は左肘。

“左脇はしめる、アドレスで出来た三角形をキープする"といったことを聞いたことはあると思いますが、スピースは左ひじが曲がっているんです。ダウンスイングからインパク、フォローにかけてターンオーバーさせない(腕のリストターン)を使わないスイングです。

【参考:松山英樹との比較】
<ドライバーショットのフォロー>

(写真提供:Getty Images)

<アイアンショットのインパクト>

(写真提供:Getty Images)

現代のドライバーは直進性があるため、その性能を活かし、フェースローテーションをあまり使わないスイングとも言えます。

左ひじが曲がっているので一見、左ひじが引ける悪い例として言われる“チキンウィング(鳥の羽根)"のようにも見えますが、スピースの場合は左のひじが外側にいかず、しっかりとひじが下を向いているのでクラブヘッドが外から入ったり、フェースが開いたりすることはありません。

また、一般的にはチキンウィングだとシャフトが寝て、シャンクが出たりしますが、スピースはクラブがしっかりと立って、真下からクラブが落ちてくるのでボールストライクが非常に良い選手です。

曲がらない人はフェースをあまり返さないことが多いですが、スピースもこのスイングで右に逃げるボールが得意です。

“オーガスタではドローヒッターが有利"と言われてきましたが、マスターズでもこの置きにいくフェードボール一辺倒で見事に勝ちましたね。(解説:タケ小山プロ)

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