R.マキロイ、2年連続の年間王者なるか D.ウィレット、J.ローズら6人が逆転を狙う
2015年12月11日(金)午前9:23
欧州ツアーの今季最終戦、DPワールド・ツアー選手権ドバイが現地時間19日、UAEのジュメイラ・ゴルフ・エステーツを舞台に開幕。レース・トゥ・ドバイ(賞金ランキング)の上位60名のみが出場できる最後の戦いで、同ランク首位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が2年連続の年間王者を目指す。
今季、同ツアーわずか11試合の出場で2勝を挙げ、トップ10入りは7回を数えたマキロイ。前週のBMWマスターズを欠場したことで、レース・トゥ・ドバイ2位のダニー・ウィレット(英)とは1,613ポイントの僅差となっており、最終戦前にタイトルを確定させていた昨季とは全く異なる状況だ。ウィレットを含めた6人の選手が虎視眈々と逆転年間王者を狙う中、このまま逃げ切りとなるだろうか。
開催地ドバイは「自分にとって常に最高の場所」と話すマキロイは、6年前にドバイ・デザート・クラシックでプロ初勝利を飾り、欧米両ツアー同時賞金王に輝いた2012年には今大会でも優勝。今季も1月のオメガ・ドバイ・デザート・クラシックでシーズン初白星を挙げている。再びドバイの地で勝利をつかみ、2年連続の栄冠を手にしたいところだ。
そのマキロイを逆転する可能性があるのは、ポイントランク2位のウィレットから同7位のアン・ビョンホン(韓)までの6人。「1年を通じて何度も上位を争えたことが、前進するための自信になった」とシーズンを振り返るウィレットは、今大会の勝利で文句なしの年間王者に。優勝出来なかった場合もマキロイを上回る成績であれば、その他の選手の結果次第でタイトルをつかめる。
また、同ランク3位のジャスティン・ローズ(英)は2人以下の2位タイがマキロイ逆転の条件となる。シェーン・ロウリー(アイルランド)、ルイス・ウーストハウゼン、ブランデン・グレイス(ともに南ア)、アンも条件はより厳しくなるが、逆転の可能性は残されており、最後まで目が離せない。
そんな中、ディフェンディング・チャンピオンとして大会3連覇を狙うのは、世界ランキングNo.6のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。一昨季は後続と6打差の圧勝、昨季はマキロイ、ローズらを2打差でかわして自身初のタイトル防衛を果たした。節目のツアー10勝目を大会3連覇で飾り、シーズンを良い形で締めくくりたい。
「DPワールドツアーチャンピオンシップドバイ」全ラウンド生中継!大会初日は19日(木)午後5時?お届け!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
欧州ツアー最終戦。「レース・トゥ・ドバイ」ランク上位60名のみに出場が許される。ツアースケジュール全48試合の総合王者がついに決する!昨年大会では、前年度年間王者、ヘンリク・ステンソンが2日目に飛び出し優勝。今年の年間王者となったローリー・マキロイも、貫録の2位タイでフィニッシュ。今大会の名前の通り、世界各国を股にかけ開催される欧州ツアーはまさにワールドツアー。有終の美を飾るためすべての技術を駆使して戦う!
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