欧州男子

M.リーシュマンがツアー初優勝に王手　「リラックスしてラウンドに臨む」　H.ステンソンは一歩後退

2016年1月24日（日）午前11:43

　欧州ツアーのネッドバンク・ゴルフチャレンジが現地時間5日、南アフリカ、サンシティのゲーリー・プレーヤーCCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。マーク・リーシュマン（豪）が6アンダー66で回り、通算14アンダーで優勝に王手をかけた。

　トップと3打差の単独4位から出たリーシュマンは、立ち上がりの1番でバーディを奪うなど、前半を2アンダーでハーフターン。さらに後半出だしの10番パー5ではイーグルをマークするなど、1イーグル、5バーディ、1ボギーの内容でホールアウト。初日から68-68-66と安定してスコアを伸ばし続けた。「良い1日だった。今週は弱めに打って外すことが多かったが、今日はそこを修正して、いくつかパットを決めることができた」とラウンドを振り返った。

　ツアー初勝利に向けて、最高の位置で最終日を迎えることとなったが「リラックスしてラウンドに臨むよ。ストレスに感じることはほとんどないからね」と気負いはない。「何度か優勝を逃したことはあるけど、優勝した経験もある。明日のチャンスを楽しみにしている」とトロフィ獲得を意気込んだ。昨年の全英オープンではプレーオフの末にメジャータイトルを逃しており「大きな大会でもこの位置を経験したことはあるから、それを生かしたい」と苦い経験を喜びに変えることは出来るだろうか。

　前日首位のヘンリック・ステンソン（スウェーデン）が1打差の単独2位。15番までは4アンダーと順調にプレーしていたが、上がり3ホールで2ボギーとスコアを落とし、リーダーボードのトップを譲る結果となった。通算10アンダーの単独3位にジャコ・ヴァン・ジル（南ア）、通算9アンダー単独4位にはロバート・ストレブ（米）がつけている。