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【動画あり】岩田が圧巻5連続バーディで決勝ラウンドへ　松山は久々予選落ち

2016年2月5日（金）午後0:16

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　米男子ツアーのザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイドが現地時間3日、オハイオ州ミュアフィールドヴィレッジGCで第2ラウンドの競技を終了。岩田寛は5アンダー67でラウンドし、通算2アンダー62位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

岩田寛ザ・メモリアルトーナメント presented by ネーションワイド 2日目ハイライト（6、9H）

　107位タイから出た岩田は4番までパープレーが続いたあとの5番から、ショットが冴えて5連続バーディと猛チャージ。9番パー4では2打目ををグリーン左のバンカーに入れたが、3打目を直接カップに沈めた。さらなるバーディラッシュに期待が集まった後半9ホールはスコアカード通りのプレーに終わったが、ノーボギーと完璧なプレーを見せた。

　一方、初日に「74」の105位タイと大きく出遅れていた松山英樹は、この日もインスタートの10番でボギー発進。12番、15番ではバーディを奪ったものの、17番パー4では約3メートルのパーパットを外して再びボギーとし、前半はイーブンパーで折り返す。後半に入っても2番、4番でスコアを落とす苦しいプレーを強いられ、バーディは6番の1つのみ。トータル3バーディ、4ボギーの1オーバー73と2日連続のオーバーパーでホールアウト。今大会は2年前にツアー初優勝を飾ったトーナメントだったが、通算3オーバー103位タイで今年1月以来となる今季2度目の予選落ちとなった。

「昨日とあまり変わらない。上手くいかなかった」とプレーを振り返った松山。次戦は今季メジャー第2戦の全米オープン前最後の試合で久々の予選落ちも「今までにないような球も出たりした。それが高いレベルで出るようになったら、もっといいパフォーマンスが出せると思う」とポジティブな発見もあったようだ。日本人初となるメジャー優勝に向けて「2週間休んで、いろいろ変えたりして上手くいかなかった部分が多かったので、それを1週間でどれだけ立て直せるかがポイント」と話した。

　リーダーボードのトップは通算12アンダーまでスコアを伸ばしたブレンダン・スティール（米）とマット・クーチャー（米）。1打差の3位タイに今季1勝のエミリアーノ・グリーヨ（アルゼンチン）とゲーリー・ウッドランド（米）がつけている。初日トップのダスティン・ジョンソン（米）は5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1アンダー71と伸び悩み、通算9アンダー5位タイに後退している。

　世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ（豪）は1アンダー71で回る、通算7アンダーで同No.3のローリー・マキロイ（北アイルランド）、フィル・ミケルソン（米）らと並び12位タイ。連勝を狙うジョーダン・スピース（米）は、前半こそイーブンパーに終わったが、後半で13番からの3連続を含む4バーディ。通算6アンダー22位タイと週末へ向かうこととなった。

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