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自分に合うシャフト選び！　「スイング」と「ヘッド」とのマッチングを見極める

2016年4月1日（金）午前9:57

「オススメのシャフトは何ですか」とよく聞かれるという内藤コーチ。しかしすべての人にマッチしたシャフトは存在せず、ヘッドとのマッチング、スイングとのマッチングをフィッティングして自分に合うシャフトを見つけることが大切だといいます。今回は「自分に合ったシャフト選び」についてツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏がトークを展開しています。

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「自分に合うシャフト」を見つけると上達スピードと飛距離が変わる

最近のクラブはヘッド自体にすごく個性がありますが、ヘッドの体積などある程度安定してきており、個性はあるものの、均一化されてきているそうです。もちろん、ロフトの角度や重心の距離、深度などを自分に合ったものを選ぶことは大切ですが、シャフトとのマッチングとスイングとのマッチングが合わないとヘッドの良さが生きてこないといいます。

クラブの役割として、ボールを打つのがヘッドで、プレイヤーがグリップを握るわけですが、それを繋ぐのがシャフト。スイングリズムやしなり感、自分の力を余すところなくボールに伝えられるシャフトを実際に試して、見つけることが大切です。当然、自分に合うシャフトを探して練習した方が効率が上がるので、結果的に上達スピードや飛距離も変わってきます。

まずは自分に合う合わないということを先に決めずに、色んなシャフトを試打して、自分に合うモノを探しましょう。それを楽しむことがクラブ選びの醍醐味ではないでしょうか。

平塚哲二プロのシャフト

今回は平塚哲二プロのスイングをチェック。平塚プロはフェースローテーションや腕のロールが非常に少ないタイプ。ドライバーやアイアンでもほとんど使いません。自分でボールを捕まえにいくのではなく、体のターンでボールを捕まえにいってます。そのためシャフトも非常にオーソドックスな「PT」を使用。シャフトのしなりとしなり戻りでボールを捕まえにいく選手なので先が硬く、自分で捕まえにいくとヘッドの戻りが遅くなってしまいます。

先が戻ってくるシャフトが合うため、全体的にしなって、シンプルな動きをする「PT」というシャフトを使っています。アマチュでもスイングに癖がなくシンプルに振っていく方、球もあまり曲がらないという方は「PT」をおススメします。

「シャフトのつくりかた」は企業秘密の検査行程に潜入、さらに石井コーチが塗装作業に挑戦！

石井コーチとともにシャフトについて勉強する「シャフトのつくりかた」では、グラファイトデザインの工場で製造過程を紹介。カーボンシャフトの原材料となるプリプレグという炭素素材のシートが「巻き付け」や「硬化」といった過程を経て、製品の形へとなります。研磨作業が終わると「企業秘密」の測定器で外形や曲がり具合が設定スペック内に収まっているかチェックする「素菅検査」が行われます。さらに、異物などが混入していないか目視でのチェックも行われています。

検査が終わると、いよいよ塗装工程へ。同じ品質を保つのが難しいとされる塗装作業に石井コーチが挑戦！果たして上手くできたのか…　その他にも印字工程なども紹介していますので、番組内で是非チェックしてみてください。

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