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今では仲良し!吉田弓美子と憧れの先輩・上田桃子のラウンジトーク 〜ゴルフ真剣勝負 theMATCH 上田桃子vs吉田弓美子

2017年8月17日(木)午後2:26

ゴルフ真剣勝負 the MATCH ~西山ゆかりvs若林舞衣子~
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マンスリー特集
上田桃子
吉田弓美子
「ゆみちゃんは『空気』みたい」「それすっごい嬉しいです!」
上田 初めて会ったときのこと覚えてる?

吉田 いや、全然覚えていないんですよ。

上田 歳は1つ違いなのにね。ジュニアのときの記憶もあんまりないんだよね。

吉田 桃子さんのことはアマチュア時代から知っていましたけど、私にとって桃子さんはテレビの中の人でしたからね。この人、凄いなあって思って見ていた覚えがある。

上田 私もいつの頃だったか覚えていないけど、凄くいいショットを打つ子がいると思った記憶にある。今でも私の中では、日本で3本の指に入るショットメーカーというイメージがあるんだよね。

吉田 ホントですか? 桃子さんにそう言っていただけるなんて。

上田 改めて考えると、昔はあまり接点がなかったよね。ご飯に行ったりするようになったのも最近だしね。

吉田 テレビの中の人とこうやって仲良くさせていただいて、凄く嬉しくて。

上田 私も嬉しいよ。後輩なのに、気を遣わずに話せるのがいいなっていつも思っている。

吉田 えっ!? 桃子さんって後輩に気を遣うんですか?

上田 どちらかというと後輩のほうが気を遣うよ。女子プロはいい娘が多いけど、後輩相手だと何しゃべったらいいんだろうって悩むんだよね。その点、ゆみちゃんの場合は悩まない。しゃべってなくても疲れないしね。

吉田 何ですか、その「しゃべってなくても」というのは?

上田 一緒にいると、何か話さなきゃいけないって思うじゃない。それがないってこと。

吉田 空気見たいってことですか?

上田 そうそう(笑)。

吉田 それ、すっごく嬉しいです。

 
意外と!?気を使いの上田と吉田


上田 そもそもゆみちゃんは明るくて、楽しくていいよね。時々、「この娘ホントに女の子? 芸人さん?」って思うぐらい面白い(笑)。みんなそう思っているよ。今日もここに来る前に、(宮里)藍ちゃん、(有村)智恵、(原)江里菜とのグループLINEに、「今日、ゆみちゃんと“真剣勝負”です」って流したら、「絶対楽しくなるね」、「笑いが絶えないね」ってメッセージが来たもん。

吉田 そうですかね。そんなに面白いかな。

上田 ゆみちゃんがいるだけで、周りが明るくなるからね。でも、直して欲しいところもあるの。

吉田 な、なんですか?

上田 気を遣いすぎるってとこ。見ていて疲れないかなーと思っちゃう。

吉田 それを言うなら桃子さんだって。けっこう気を遣っているじゃないですか? それに見た目じゃわかんないけど、凄く繊細だし。

上田 いやいや、レベルが違う。特に凄いなって思ったのは、ゆみちゃんが選手会長をやっているとき。選手に気を遣い、協会に気を遣い、ギャラリーにも気を遣い。良くあれだけみんなの意見を聞けるなあって。私だったら聞かないもん。「うるさい! ルールはルールなんだから、従え!」で終わりだね。

吉田 それはダメでしょう。

上田 大丈夫。選手会長やらないから(笑)。

吉田 でも、あの仕事はいい経験になりました。もともと、人の話を聞いているようで聞いていないタイプの人間だったんでね。おかげさまでちゃんと人の話に耳を傾けられるようになりました。

上田 ところで、ゆみちゃんは私のことどう思っているの?

吉田 すっごくいいお姉さん(笑)。

上田 ホントかよ(笑)。

吉田 でも桃子さんがこんなに気を遣う人だったなんて、テレビで見ているときにはこれっぽっちも気づかなかったな。

上田 おいおい、テレビに写っているときは、まったく気を遣わない人間に見えてたってこと(笑)?

吉田 桃子さんに限らずプレー中はみんな真剣だから、「女子プロって気が強い」と思っている人が多いと思うんですよね。私もそう思っていたし、プロに入るときは、「怖いな~」とも思ったし。でも入ってみると、実はそんなことなくて。みんな普通だし、お互いの仲も、同じ戦いに挑む同志みたいなところがありますよね。

上田 ホント、みんな仲がいいよね。こんな“なあなあ”でいいのかって思うくらい。

吉田 そういう面も含めて、魅力的な人たちがたくさんいる世界ですよね。

上田 さっきの話に戻るけど、今後はお互いあんまり人に気を遣わないで、ベテラン感出していかない?

吉田 それは私にはできないかも(笑)。
上田の優勝を誰よりも喜んだ吉田「言われましたもん、吉田選手の方が泣いてますって(笑)」


吉田 それはそうと優勝(中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン)おめでとうございます。あの優勝は、本当に嬉しかったです。

上田 あの時、ゆみちゃんグリーンで待っててくれたじゃない。あれはめちゃくちゃ嬉しかったな。それと、あの週、焼き肉を食べに行ったでしょう? これはもう恒例にしなきゃなって思ったよ(笑)。

吉田 えー!? それはいいですけど、私のルーティーンはどうなるんですか?

上田 背中痛めるというのはどう?

吉田 その話は後でじっくりするとして(笑)桃子さんも中京の前には地元・熊本(KKT杯バンテリンレディスオープン)で悔しい思いしましたもんね。あの瞬間はテレビで見ていたんですが、これは“すっと”としておいたほうがいいなって。

上田 確かに、あの時は、みんな“そっと”じゃなくて“すっと”しておいてくれたね(笑)。誰にも突っ込まれなかったし。

吉田 それだけ地元で勝ちたいという桃子さんの思いがみんなに伝わったんじゃないですか? 多分、地元の人にも伝わっていたと思う。その悔しさを跳ね返しての優勝だからなおさら価値がある。

上田 あれは焼き肉のおかげだから(笑)。

吉田 それにしても中京はドキドキしましたよ。何しろいろいろなことやってくれるんだもの(笑)。

上田 まずは17番のセカンドショットね。ティーショットが良かったから、確実に乗せにいこうと思ったら、ペラペラとなっちゃて。行ってみたら砂地で、しかもボールの真後ろに木の根っこがあって。予想通り、ボールは止まらず大オーバー。

吉田 あの長いパーパットを良く決めましたよね。ホント、しびれました。でも、あのタッチを見たとき、入れにいったんじゃないなって思いました。

上田 そうそう。入れにいくって気持ちはなく、何となく読み通りに転がった感じ。

吉田 さらに、左サイドに池がある18番…。

上田 あのセカンド、まあまあ危なかったね。

吉田 いや~、打つ前から桃子さん気持ち入っているから、左に打っちゃうかも。左はちょっとでもボールがこぼれたら池ポチャ間違いなしでしたからね。それだけはやめてって思ってたら、予想どおり左に飛んでいって。ボールを追いながら、「何やってんだ!」って思いましたもん。

上田 うちのお母さんも、「(プレーオフで池に入れて優勝を逃した)熊本が蘇った」って言っていた(笑)。でも良く止まったよね。ツキもあったと思うけど。ご心配かけました。

吉田 見てくれてました、優勝が決まったときの私?

上田 見てたよ。誰よりもはしゃいでた(笑)。

吉田 周りの人からも言われましたもん。吉田選手のほうが泣いてますって(笑)。それぐらい感動しました。

上田 ところでゆみちゃんのほうはどうだったの? 棄権した翌週のフジサンケイレディスで見事優勝。私のほうは前週にあの負けがあって、凹みながら家でテレビを見ていたんだけど、ゆみちゃんが上位にいるじゃない。なんだ、死んだふりしてたのかよって思って(笑)。

吉田 それはみんなにも言われました(笑)。でもあれは無欲の勝利ですね。今まで、優勝したいと思って勝てた試合もあったし、勝てなかった試合もあったけど、あの試合に関しては最後まで優勝がちらつかなかったんです。ほとんど緊張もしなかったし。

上田 確かにそんな感じだった。淡々とやっていたもんね。でもさ、こっちは凹んでたからね(笑)。何だよ、背中痛いくせに勝ってんじゃねえかよって思ったよ(笑)。

 
次の1勝を目指して、これからのこと


吉田 さて、これからのことなんですが、一応確認させてもらっていいですか? 引退はもうなくなったと思っていいんですよね。

上田 ああ、あれね。あれちょっとした誤解でね。私は、引退したいと思ったわけじゃないの。確かに、今シーズン勝てなかったら引退するしかないかなと思ったのは事実だけど、「引退したくないから、もっと頑張りま
す」というつもりで言っただけ。しかも、ハッキリ言ったわけじゃなく、ボソッとつぶやいただけなんだけどね。

吉田 それを聞いて安心しました。ということはこれからもバリバリやるってことですよね。何か目標ってあります?

上田 目標と言われても中京の優勝が3年ぶりだからね。まずは次の1勝に向けて頑張っていきたいというのが本音かな。というかさ、歳を重ねるごとに1勝がめちゃくちゃ重く感じない? 特に私の場合、最初の年に5勝しちゃったから、「何だ、簡単に勝てるんだ」って思っちゃったけど、今回の優勝が3年ぶりで前回の優勝も3年ぶり。つまりこの6年間で3勝しかしてないからね。簡単に、「今年何勝します」なんて言えない。でも、また勝ちたいなあ。ゆみちゃんは?

吉田 私も何とか復帰できて、優勝もできたので、これから先どうなるかわからないけど、残りの試合、まずはゴルフと向き合って、少しずつ自分のゴルフを確立させていけたらいいなと思っています。桃子さんが言うように、私も優勝の重みを感じ始めているのかな。気軽に優勝という言葉を使っていた頃が懐かしい。

上田 だよね。私もその重さがわかってきただけに、安易に口にできなくなっちゃった。それと同時に、不動(裕理)さんの凄さを年々感じるようになってきた。本当に凄い選手だったんだなって。

吉田 私の中では、桃子さんは十分凄いです(笑)。

上田 何を言ってんの。私なんかペーペーですから(笑)。まだまだ先の話だと思うけど、ゴルフやめたら、何かしたいことってある?

吉田 専業主婦!

上田 フツーかよ、おい(笑)。でも、普通のことがしたいというのもわかるな。

吉田 ただ、昨シーズン休んだときに普通のことしてたんで、もうちょっとゴルフをやろうと思っています。

上田 ということはまだまだ頑張れるね。やったほうがいいよ、まだ若いんだから(笑)。

吉田 あれっ? 確か1つ(1歳)違いですよね(笑)。それはともかく私も、またグリーンで大はしゃぎしたので、次の優勝お願いしますね!

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