2年に一度の米欧決戦 ソルハイムカップが現地時間20日、アイオワ州デモインG＆CCを舞台に最終日の競技を終了。米国チームが16.5対11.5と欧州チームを下し、通算10勝目を挙げている。

　1日目と2日目で5ポイントのリードを奪った米国チームは、最終日のシングルスマッチでも欧州チームを寄せ付けない。第1試合で世界ランキング2位のレクシー・トンプソン（米）は、アンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）と対戦。ノルドクビストに先手を取られるも、トンプソンは終盤で逆転。しかし、最終18番でノルドクビストがバーディを奪い、0.5ポイントを分け合った。

　続く第2試合では、ポーラ・クリーマー（米）が、第3試合ではクリスティー・カー（米）がそれぞれジョージア・ホール（英）とメリッサ・レイド（英）に勝利し、さらに2ポイントのリードを奪う。その後カトリオーナ・マシュー（スコットランド）とキャロライン・マッソン（独）がポイントを挙げるなど、欧州チームも反撃を試みる。

　しかし、リゼット・サラス（米）がジョディ・エワート（英）を1UPで下し、米国チームの勝利は決定的に。チャーリー・ハル（英）、カルロタ・シガンダ（スペイン）、マデレーン・サグストロム（スウェーデン）が欧州チームにポイントをもたらすも、反撃は及ばず。前回大会に続き、米国チームが5ポイントの差をつけ、欧州チームに勝利している。

　なお、次回のソルハイムカップは、2019年9月13日～15日にスコットランドのグレンイーグルスを舞台に開催される。