元世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ（豪）が、長年のメンターで、コーチ、キャディでもあるコリン・スワットン氏とのコンビ解消を発表した。

　これまで11年にわたりコンビを組んできた2人。2015年には全米プロでのメジャー初勝利を含む年間5勝を飾って頂点まで上り詰めたが、翌年以降はケガなどの影響もあって勝利がなく世界ランクも9位（米国時間9月11日付）まで落としていた。

「勝つとすべてが素晴らしいが、それができていない時にプレーヤーとキャディの真価が問われる。彼はいつも最高の仕事をしてくれようとしているので実際には私のせいだが、残念ながらうまくいかないことが増えていった」とデイ。ポジティブな感情と結果の間で悩んだ末に、先週1時間の話し合いを持ち今回の決断に至ったという。

　今年はフィル・ミケルソン（米）がジム・マッケイ氏と、ローリー・マキロイ（北アイルランド）がJ.P.フィッツジェラルド氏とのタッグにピリオドを打つなど、キャディとプレーヤーの関係が話題となっている。なお、どちらの選手もデュオ解消後のトップ10は1回のみ。果たしてデイはこの機会をプラスに働かせることができるか。

　今週開幕のプレーオフ第3戦 BMW選手権（イリノイ州、コンウェイ・ファームズGC）では、友人のルーク・リアドン氏がバッグを担ぐことが併せて発表されている。