現地時間30日、ザ・プレジデンツカップ（ニュージャージー州リバティ・ナショナルGC）が3日目の競技を終え、米国選抜が14.5対3.5と世界選抜を大きくリード。最終日を前にシングルス12試合の組み合わせが発表された。

　11ポイントのリードを奪い、7連覇に王手をかけた米国選抜主将のスティーブ・ストリッカーは、最終日の第1マッチと第2マッチにケビン・チャペルとチャーリー・ホフマンを起用。3日目のフォアボールでアニルバン・ラヒリ（インド）＆キム・シウ（韓）組に苦杯をなめたプレジデンツカップ初出場の両選手は、優勝を決めるセカンドチャンスを与えられる形となった。

　ストリッカーは「ルーキーたちにチャンスを与える。彼らにとって素晴らしい経験になるだろうし、彼らの後ろには10人もの選手が控えている。我々は好位置に付けている」と勝利すれば7連覇が決定する可能性のある第1マッチと第2マッチにチャペルとホフマンを起用する理由を明かした。

　また、不調が続き、今大会0.5ポイントのみの松山英樹は、初日のフォアサムで6&4と大敗を喫したジャスティン・トーマスと第3マッチで対戦することが決まった。

　シングルス12試合は以下の通り（左：米国選抜、右：世界選抜）。

ケビン・チャペル vs マーク・リーシュマン
チャーリー・ホフマン vs ジェイソン・デイ
ジャスティン・トーマス vs 松山英樹
ダニエル・バーガー vs キム・シウ
マット・クーチャー vs チャール・シュワーツェル
パトリック・リード vs ルイス・ウーストハウゼン
ダスティン・ジョンソン vs ブランデン・グレイス
ブルックス・ケプカ vs アダム・スコット
ジョーダン・スピース vs ジョナサン・ヴェガス
ケビン・キスナー vs アニルバン・ラヒリ
フィル・ミケルソン vs アダム・ハドウィン
リッキー・ファウラー vs エミリアーノ・グリーヨ