国内女子ツアー第32戦 富士通レディースは13日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に開幕する。

　ディフェンディング・チャンピオンは松森彩夏。昨年は2日目に8バーディ、ノーボギーの「64」を叩き出して1打差の単独3位に浮上。すると最終日は多くの選手がスコアを伸ばせずにいる中で、ただひとりの60台（68）にまとめてプロ4年目にしてツアー初優勝を飾った。

　3週連続Vは逃したものの好調をキープする畑岡奈紗は1週のスキップを決めた一方で、連覇を狙う松森の他、ホステスプロでツアー初優勝を狙う柏原明日架、前週のスタンレーレディスで今季2勝目を挙げた吉田弓美子、賞金上位勢のキム・ハヌル（韓）、鈴木愛、イ・ミニョン（韓）、申ジエ（韓）、テレサ・ルー（台）、川岸史果といった選手が参戦予定だ。

　また、今大会終了時の賞金ランキング上位35人には11月3日に開幕するメジャー大会、TOTOジャパンクラシック（茨城県、太平洋クラブ 美野里コース）の出場権が与えられることもあって、現在ボーダーライン上の選手たちにとっても気を抜けない3日間となりそうだ。