今夏、長年のキャディとの関係を解消したローリー・マキロイ（北アイルランド）は、来年以降も親友であり新キャディでもあるハリー・ダイアモンド氏とともに大会に出場するようだ。イギリス紙『ガーディアン』が報じた。

　マキロイは、7月の4位タイに終わった全英オープンゴルフ選手権後に“変化が必要”との理由でJ.P.フィッツジェラルド氏とのコンビを解消。以降、幼馴染であり、自身の結婚式で付き人をも務めたダイアモンド氏がバッグを担いでラウンドしている。

　そして、1年間で2位から10位まで世界ランキングを下げたマキロイは、直近の7試合でキャディを務めたダイアモンド氏を来年以降のパートナーに指名。新キャディを雇って落ち着かない時間を過ごしたくないとの理由から親友にバッグを託す決断を下している。

　また、マキロイは2018年のスケジュールを更新した。2018年の初戦を欧州ツアーのアブダビ HSBC ゴルフチャンピオンシップ（現地時間1月18日開幕）として、以降オメガ ドバイデザートクラシック（1月25日開幕）、AT&Tペブルビーチプロアマ（2月8日開幕）、ジェネシス・オープン（2月15日開幕）、ザ・ホンダクラシック（2月22日開幕）、バルスパーチャンピオンシップ（3月8日開幕）、アーノルド・パーマーインビテーショナル presented by マスターカード（3月15日開幕）に出場する予定。そして、年明けから毎週のように試合をこなし、万全の態勢でキャリアグランドスラムの懸かるマスターズ（4月5日開幕）に挑みたいようだ。

　2017年に肋骨や腰の故障で離脱を余儀なくされていたマキロイは、無冠で1年を終了。2018年の巻き返しを誓う元世界No.1は親友とともに新たな1年を踏み出すことになる。

（写真提供：Getty Images）