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国内男子

賞金王は通過点、マスターズを目指す選手会長 2017年の宮里優作

2017年12月11日(月)午前10:48

 国内男子ツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで優勝を果たし、自身初の賞金王に輝いた宮里優作。現職の選手会長がマネーキングになることは初の快挙だった。

 開幕戦のSMBCシンガポールオープンでは予選落ちを喫したが、続くレオパレス21ミャンマーオープンでは6位タイに入賞。最終日は2オーバー73とスコアを落としたものの、2日目、3日目はトップに立っていた。

 そして迎えた4月の中日クラウンズ。2打差6位タイからスタートした宮里は、2日目に「65」、3日目に「67」をマークし、首位タイに浮上する。最終日も「68」とスコアを伸ばし、通算13アンダーで今年初の勝利をつかんだ。

 勢いづいた宮里は、翌々週の日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯でも優勝。その後も、長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップで6位タイ、RIZAP KBCオーガスタで単独4位と好成績を残す。

 10月のHONMA TOURWORLD CUPで3勝目を手にするが、ただの優勝ではなかった。なんと4日間ノーボギーの通算22アンダーで完全優勝を果たしたのだ。ボギーなしでの優勝は日本ゴルフツアー機構(JGTO)発足の1999年以来初の快挙であった。

 そこから激しい賞金争いが繰り広げられる。候補は小平智、宮里、池田勇太、チャン・キム(米)の4選手に絞られラストゲームを迎えた。宮里がマネーキングになる条件は、優勝。それ以外なら、小平がという展開だった。

 通算2アンダー8位タイで大会を折り返した宮里は、3日目にトップをとらえる。そして最終日に、8アンダー62というビッグスコアを叩き出し、後続に4打差をつけ圧勝。逆転で自身初の賞金王に輝いた。ホールアウト後は涙を流し、万歳をして喜びを表した。

 現在世界ランク58位の宮里は、2018年のマスターズ出場に向け、アジアンツアーの最終戦 インドネシアンオープン(現地時間14日/インドネシア・ロイヤルジャカルタGC)にエントリー。年末時点、またはマスターズ開幕前週までに世界ランク50位以内に入ればマスターズ出場権を獲得することが出来る。

(写真提供:Getty Images)

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インドネシアンマスターズ
12月14日(木)~12月17日(日)

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