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PGAツアー

逆輸入の全米オープン覇者 2017年のB.ケプカ

2017年12月24日(日)午前10:39

2017総決算!俺たちのPGAツアー
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 ブルックス・ケプカ(米)は、全米オープンゴルフ選手権で優勝、ダンロップフェニックストーナメント連覇と飛躍の年となった。欧州下部ツアーからレギュラーツアーに上がり、そして米男子ツアーの出場資格を獲得するなど様々な経験をしたからこそ今の強いケプカがいる。そんな“飛ばし屋”の活躍を振り返る。

 ケプカは2016-17シーズンの序盤、シュライナーズホスピタルズ フォーチルドレンオープンで単独2位に入ると、タイガー・ウッズ(米)主催のヒーローワールドチャレンジにも招待されるなど、超一流の仲間入りを果たす。

 そして、今年4月のマスターズでは11位タイ、翌々週のバレロテキサスオープンで単独2位、5月のザ・プレーヤーズチャンピオンシップで16位タイと好成績を残し、6月の全米オープンゴルフ選手権を迎える。

 ラフが深くバンカーが多いので、優勝スコアは通算イーブンパー付近ではないかと予想されていたが、圧巻の通算16アンダーを叩き出した。トップと1打差の2位タイから最終日をスタートしたケプカは「67」とスコアを大きく伸ばして、逆転でメジャー初制覇。

 優勝会見では「信じられないよ。今何を話しているのかも分からない。2011年の全米アマチュアを戦った場所で勝てたことは本当に特別なことだ。チーム全員の努力の結果だよ」と語った。

 「2017総決算!俺たちのPGAツアー」内で、ツアープロコーチの内藤雄士氏がケプカの長所と短所について話している。最大の強みは、やはりドライビングディスタンスとパッティング力。平均飛距離は311.1ヤード(7位)と大きなアドバンテージとなっている。一方の弱点はグリーン周り。スクランブル率が56.27%(153位)と寄せワンが上手くいかない時が多いが、総合的なバランスは素晴らしいので問題ないと評価した。

 その後、全英オープンゴルフ選手権で6位タイ、プレーオフシリーズ最終戦 ツアーチャンピオンシップで単独6位。ザ・プレジデンツカップメンバーにも選ばれ、米国選抜チーム優勝に大きく貢献した。

 11月には、来日して国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメントに出場。後続に9打差をつける通算20アンダーで大会連覇を果たした。冬にもかからわず3番ウッドで300ヤード飛ばすなど、日本ファンを魅了。より強くなって帰ってきたことをケプカは証明した。

 飛ばすことはもちろんだが、ショートゲームスキルも非常に高い27歳。飛距離のアドバンテージを活かし、寄せてスコアを伸ばす。噛み合った時はだれにも止められないケプカに2018年も注目だ。

(写真提供:Getty Images)

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