米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ（現地時間11〜14日／ハワイ、ワイアラエCC）開幕前の記者会見にジャスティン・トーマス（米）が登場。昨季は初日に「59」を叩き出し、通算27アンダーで72ホール最少ストロークを更新しての優勝だった。

「去年は人生でベストのプレーをした。また同じように回ったら優勝しない方が難しい。だけど、あんなプレーはほとんど出来ない。DJ（ダスティン・ジョンソン）、ローリー（・マキロイ）、ジョーダン（・スピース）だってまだまだベストだっていうプレーはしていないと思う」

　前週大会ではアクシデントが起きた。キャディのジミー・ジョンソン氏が右足を負傷したため、3日目からは父のマイク・トーマス氏が代役を務めた。そこで今大会は、フィル・ミケルソン（米）の元キャディ、ジム・マッケイ氏がバッグを担ぐこととなっている。

「いつもと違うから楽しみ。彼にとってもね。ジミーに慣れているし、誰にも渡したくない。慣れていない人と回るのは良いとか悪いとかじゃなくて、それぞれゴルフに関する考え方が異なってくる。登校初日って感じだけど、（練習ラウンドを通して）お互いの事が分かってきたよ」

　2018年の初戦は22位タイ（34選手中）と本領発揮とはならなかったが、今季はすでにザ・CJカップ at ナイン・ブリッジスで優勝を果たしているトーマス。大会連覇で波に乗り、最高の1年を過ごせるだろうか？