米チャンピオンズツアーは今年も三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライ（現地時間18日～20日／ハワイ、フアラライGC）で幕を開ける。

　開幕から名手たちが顔を揃えたが、注目は今年もベルンハルト・ランガー（独）だろう。昨年は4年連続の年間王者は逃した一方で、開幕戦のフアラライを皮切りに最多のシーズン7勝を挙げ、6年連続9度目の賞金王に輝いた。ヘイル・アーウィンの持つシニアツアー記録・通算45勝にもあと9勝と迫り、いままさに絶頂といった感じだ。

　そのランガーから年間王者を奪ったケビン・サザーランド（米）は2年連続の戴冠を目指してハワイに乗り込む。また昨年はランガーに次ぐ4勝を挙げたスコット・マッキャロン（米）、前週はレギュラーツアーのソニー・オープンで14位タイとオフで良い準備をしてきたことがうかがえたジェリー・ケリー（米）、ビジェイ・シン（フィジー）といったプレーヤーたちも開幕戦で勝って勢いをつけるべくテンションは高い。

　さらに日本勢では井戸木鴻樹が5年連続の参戦。2013年の全米シニア選手権を最後に勝利はないが、ここで良い感触をつかんで5年ぶりのツアー2勝目に突き進みたい。