米男子ツアーのファーマーズインシュランスオープンが現地時間25日、カリフォルニア州のトーレパインズGCを舞台に開幕。去年11月のヒーローワールドチャレンジ（非公式大会）で競技復帰したタイガー・ウッズ（米）がついにレギュラーツアーに戻ってくる。

　今大会7勝を誇るウッズは、2008年に同コースで開催された全米オープンゴルフ選手権でも優勝。4日間では決着がつかず、最終日の翌日にロッコ・メディエート（米）と18ホールのストロークプレーによるプレーオフが行われた。しかし、18ホールを終えても勝敗がつかずサドンデスへ。91ホール目にしてウッズが勝利をつかみ、トリプルグランドスラムを達成した。トリーパインズGCとは相性抜群のウッズに注目が集まる。

　昨季大会はジョン・ラーム（スペイン）がツアー初優勝。最終日の最終ホールでは約20メートルのイーグルパットを決め喜びを爆発させた。前週のキャリアビルダー・チャレンジを制し、最新の世界ランキングで2位となったラームの大会連覇＆2週連続Vに期待がかかる。

　松山英樹が3週ぶりに出場。2014年か大会から参戦し、16位タイ、予選落ち、予選落ち、33位タイと相性はあまり良くないが、今季初戦のセントリートーナメントオブチャンピオンズでは4位タイと好スタートを切っている。

　元世界No.1のジェイソン・デイ（豪）が今季初出場。去年11月末のエミレーツ・オーストラリアン・オープンでは単独5位に入った。また、昨季新人王のザンダー・ショフレ（米）、地元出身のフィル・ミケルソン（米）とチャーリー・ホフマン（米）も参戦する。

　リッキー・ファウラー（米）、マーク・リーシュマン（豪）、ジャスティン・ローズ（英）、パトリック・リード（米）といった世界ランク上位勢が多く出場し、今大会を盛り上げる。

（写真提供：Getty Images）