ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン（アリゾナ州、TPCスコッツデール）で今季2勝目を狙ったジョン・ラーム（スペイン）だったが11位タイフィニッシュ。この結果に本人は相当イライラしていたそうだ。米ゴルフチャンネルが報じている。

　最終日はトップと1打差2位タイと絶好の位置からのスタート。地元アリゾナ州立大学出身ということもありファンからの声援もすごかったが優勝には至らなかった。

「とても腹立たしい。今週はずっとそんな感じだった。ナイスショットも打っていたけれど、自分にとっては幸運な週ではなかったみたいだ。優勝するには運も必要だからね」

　後半12番でボギー、15番パー5ではセカンドを池に入れボギー、続く16番もボギーと崩れてしまった。「パッティングが良かったからチャンスを待っていた。でも結局来なかった。悪い流れが多くてベストなウィークではなかった。バックナインで伸ばせれば、まだまだいけた。でも悪くてこの結果だから、ポジティブに考えないとね」

　悪くても11位タイに入るあたりはさすが世界ランク2位の男。次週のAT&Tペブルビーチ・プロアマ（カリフォルニア州、ペブルビーチGL他）に出場予定のラームはイライラすることなく勝利をつかむことはできるだろうか。