現地時間9日に予選ラウンドを終了した米男子下部ウェブ・ドットコム・ツアーのクラブ・コロンビア選手権にスポンサー推薦で出場したアマチュア選手のスコアに注目が集まっている。

　ウェブ・ドットコム・ツアーは、セレブやアスリート、また将来のスター選手が参戦する下部ツアーとして知られている。昨季レギュラーツアーの年間王者に輝いたジャスティン・トーマス（米）もここからキャリアをスタートさせ、昨季のファイナルシリーズには石川遼も参戦。さらに、昨年8月にはNBAのスター、ステフィン・カリー（米）がゴルファーとしてのデビューを飾っている。

　そして今大会、スポンサー推薦で出場した52歳のジュリオ・ベル（コロンビア）が、悪い意味で目立ってしまった。第1ラウンドを22オーバー93で回ると、続く第2ラウンドは34オーバー105と大崩れ。36ホールを通してノーバーディで、パーは4つのみ。結果として失格扱いになったものの、通算56オーバーを記録し、首位と65ストローク差は大会レコードとなるようだ。

　米『Golf Digest』によるとベルは元ボクサーであり、最近になってゴルフを始めたようだ。また、同選手は競技後「ゴルフを始めて4年が経つが、まだまだ長い道のりの最中だ」と釈明している。