世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC メキシコ チャンピオンシップが現地時間4日、メキシコのクラブ・デ・ゴルフ・ チャプルテペクを舞台に最終ラウンドを終了。フィル・ミケルソン（米）が、プレーオフでジャスティン・トーマス（米）を破り、ツアー通算43勝目を挙げた。

　トーマスは最終18番パー4でセカンドを放り込みイーグルを奪うなど1イーグル、6バーディ、1ボギーの7アンダーで回り、先にホールアウト。ミケルソンは7バーディ、2ボギーとスコアを5つ伸ばし通算16アンダーでトーマスに並びプレーオフへ。

　17番パー3で行われたプレーオフ1ホール目。先に打ったトーマスはグリーン奥のラフへ、アプローチを寄せきれずボギー。ミケルソンはグリーンをとらえ、パーとし決着がついた。

　通算15アンダー3位タイにティレル・ハットン（英）、ラファエル・カブレラ・ベヨ（スペイン）、通算13アンダー5位タイにキラデク・アフィバーンラト（タイ）、ブライアン・ハーマン（米）が続く。

　昨季覇者のダスティン・ジョンソン（米）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）は通算12アンダー7位タイ、ババ・ワトソン（米）は通算10アンダー9位タイ、ジョーダン・スピース（米）は通算8アンダー14位タイ、ジョン・ラーム（スペイン）は通算6オーバー20位タイとなった。

　日本勢は、池田勇太が通算イーブンパー46位タイ、小平智が通算4オーバー単独54位、宮里優作が通算9オーバー60位タイで大会を終えている。

（写真提供：Getty Images）