タイガー・ウッズ（米）が4月5日開幕のマスターズが行われる舞台であるオーガスタナショナルGCに練習ラウンドのリクエストをしたことを明かした。

　前週のバルスパー選手権で2位タイ、出場中のアーノルド・パーマー招待では3日目を終えて首位と5打差10位タイと完全復活間近のウッズはマスターズでの活躍も期待される。

　1992年大会覇者のフレッド・カプルス（米）、1998年大会を制したマーク・オメーラ（米）と練習ラウンドを行うのが慣例のウッズは「2人を見て育ち、それに彼らの横で食事をしたりと長い付き合いなんだ。また一緒に回りたい」と両選手との練習ラウンドを要望したと話している。特にオメーラは今年が最後のマスターズと決めていて、ウッズは一緒に練習ラウンドを回りたいという気持ちが幾分強いようだ。

　マスターズ4勝を誇るウッズが最後にグリーンジャケットに袖を通したのは2005年。2015年を最後にオーガスタナショナルGCの舞台から遠ざかっていた元世界No.1選手は心身ともに万全の状態でメジャー通算15勝目を見据えている。