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重永亜斗夢が国内開幕戦でツアー初優勝! 細川和彦プロ解説

2018年4月16日(月)午後0:13

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 重永亜斗夢のツアー初優勝で幕を閉じた国内男子ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップ。今大会のコースセッティングアドバイザーを担当している細川和彦プロが振り返った。
 

 どの選手もそうですけどオフにやってきたことを試し、練習の成果を出した上で結果を出さなくてはいけないので、日本の開幕戦ということでコースセッティングは少し優しめに設定したつもりです。

 極端なことを言えば、右から3メートルとかにしないで、右から7メートルにしてセカンドでピンを狙わせるようにしました。逃げられてのパーだと見てる人も面白くないので、開幕戦らしく盛り上げるようなピンポジションにしました。結果的に接戦となったので良かったです。

 それでも3日目、4日目はあまりスコアが伸びず、間違いなく風の影響を受けましたね。青木会長とも話しましたが「風が無かったら優しすぎるぞ」みたいな感じで言われていたので「土日の天気予報を見てやってます」ということだったので、あまり荒れることなく終えれたので安心しました。

 あとはセッティングの企業秘密じゃないですけど、聞いた人は得するかもしれませんが、初日はフェード系で攻めるようにして、2日目はドロー系、3日目はフェードとドローを混ぜて、4日目は全部混ぜたセッティングになるようにしました。なので去年と比べると、ピンポジションが全然違うかもしれませんね。

 最近は選手やキャディーさんもクセが分かってきているので「細川さんの意図が分かります」って声もちらほら聞こえているので、それの裏をかいてまた色々なセッティングをしていきたいなと思います。

 そして初優勝を挙げた重永亜斗夢選手ですけど、展開を見ていると勝つのは大変だなって感じました。そういう面で初優勝できたのは本当に素晴らしいです。熊本出身で地元の大会もあり、また震災もあったのですごい励みになったと思います。少しは恩返しが出来たんじゃないでしょうか。

 今、ツアー全体が若返ってきているので、石川選手、宮里選手、池田選手を筆頭に、その中に片山選手などベテラン組もいるので、今シーズンは誰が優勝してもおかしくない展開を予感をさせるスタートになったと思います。

 特に選手会長を務める石川選手は見ていて色々な事を考えていて、有言実行するので、そういう意味で今回も優勝争いをしていますので今後が楽しみですね。逆にそれに負けないように周りの選手が石川選手について行って、ツアー全体を盛り上げていけば、ますます面白くなると思います。

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2018 東建ホームメイトカップ
4月12日(木)~4月15日(日)

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