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人生を変える日本勢5人目の米ツアー優勝 - RBCヘリテイジ 小平智の4日間

2018年4月17日(火)午後5:31

 米男子ツアーのRBCヘリテイジ(現地時間12日~15日/サウスカロライナ州ハーバータウンGL)で、小平智がプレーオフの末に米ツアー初優勝を飾った。

“ゴルフの祭典”マスターズの翌週に開催となった今大会。初日インスタートとなった小平は出だしの11番でバーディが先行するなど、前半を1アンダーで折り返したものの、後半はバーディなしの3ボギーとスコアを落として2オーバー「73」の82位タイと出遅れを喫してしまう。

 それでも、2日目は持ち前の爆発力を生かして序盤から猛チャージ。1アンダーで迎えた5番から3連続バーディを奪って見せると、バックナインでは10番からの4ホールで3つスコアを伸ばし、ノーボギーの8アンダー「63」でホールアウト。この日のベストスコアをただき出して、一気に首位と4打差の13位タイまで順位を上げて週末を迎える。

 しかし、ムービングサタデーは再び我慢のゴルフに。前日のビッグスコアにつながったパッティングがこの日は奮わず、バーディは前半に奪った2つのみ。後半は1ボギーのみと、アンダーパーを維持する展開に終始して、1アンダー70でフィニッシュ。順位は12位タイとわずかに浮上したが、トップとは6ストローク差に開いてしまう。

 そして日曜日。上位を追いかけるためには出だしから攻めの姿勢が必要だったが、1番から3連続バーディ発進とこれ以上ない滑り出しを見せると、7番でもスコアを伸ばして3アンダーで折り返し。10番もバーディとすると、14番パー3ではグリーン外から約9メートルをパターでねじ込むなど、4アンダー「66」の通算12アンダーで18ホールを終える。すると、後続組で首位を走っていたキム・シウ(韓)が終盤にスコアを落として小平と並び、勝負はプレーオフへともつれ込む。

 18番を使用したプレーオフの1、2ホール目はともにパーとすると、迎えた17番での3ホール目で決着を迎える。ティーショットではキムよりも外側につけた小平だったが、約7.5メートルのバーディパットをねじ込みと右腕でガッツポーズ。一方、パッティングに不安を抱えていたキムは2打目を決めることができず、ツアーノンメンバーの小平が青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹に続く日本勢5人目の米ツアー優勝者に輝いた。

 直後のインタビューでは「頭が真っ白で何も考えられない」とコメントした小平。上位との差があったなかでの最終日は「思い切りのよいプレーをすることだけを心掛けた。あまり上は意識せず、自分のゴルフをすることを徹していた」と、猛追を果たした要因を語った。

 昨季は国内ツアーの最終戦で逆転を許して賞金王の座を逃し、さらに2017年末の世界ランキングでは51位とわずかな差でマスターズ出場権を掴めない悔しいシーズンとなった。それでも1月から海外で着実に結果を残して、祭典への出場権を掴むと初の大舞台で28位に入った。さらに、3月に行われたWGC-デルテクノロジーズマッチプレーではフィル・ミケルソン(米)をあと一歩のところまで追いつめるなど調子は上向き。それが最高の結果となって表れた。

 以前は米下部ツアーのQスクール(予選会)に出場した経験も持つなど海外志向が強かった小平。初の米ツアー優勝トロフィと共に手にした2年間のシード権は、今後の人生を大きく変えるものとなった。最新の世界ランキングでは27位に浮上。今後の小平智からますます目が離せなくなることは間違いない。

 小平智が使用する(プロV1x)タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得した。また、米国女子ツアーの「ロッテ選手権」でプロV1を使用するブルック・ヘンダーソンが2位に4打差をつける圧勝でツアー通算6勝目。国内女子ツアーの「KKT杯バンテリンレディスオープン」では、比嘉真美子(プロV1使用)が優勝し、プロV1、プロV1xが開幕戦から無敗の7連勝を達成した。
(ボール使用数は延べ数です。2018年4月15日時点・ダレルサーベイ社調べ)


(写真提供:Getty Images)  

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