米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権（現地時間11日／フロリダ州 TPCソーグラス）第2ラウンドが終了。リッキー・ファウラー（米）は1アンダー71とスコアを伸ばしたが、カットラインに2打及ばず通算1オーバー89位タイで予選落ちとなった。

　ファウラーはこの日、後半5番まで5アンダーで来ていたが、6番で不運に見舞われた。ティーショットがすこし右に曲がり、ボールは地上6mはあるかと思われるヤシの木に当たり消えていった。

　近くにいたギャラリーは木の中に消えたと主張していたが、双眼鏡を用いてもボールを確認することはできず打ち直し。結局ダブルボギーを叩いてしまった。流れを断ち切れなかったのか、次のホールではティーショットを左に曲げ、池ポチャ。このホールもダブルボギーとしてしまった。

　6番について「珍しいことだ。明らかにいいスイングではなかったけれど、1.5mほどフェアウェイからそれて木に吸い込まれたのを近くのファンが目撃していたようだけど」とファウラーはプレーを振り返った。

　また「本来、打球がハザードに入った場合、ハザードや池の中に入って探すわけではなく、あくまで目撃を頼りにやるものだよね」と述べ、「ボールは明らかに木の上にあった、とみんなが言っていたのに打ち直しになったのは残念だ」とルールブックに苦言を呈していた。

　ファウラーは同大会で、2015年に優勝、2012年には2位の成績を収めているが、7度の出場のうち5回の予選落ちを経験している。