欧州ツアーでは2年間勝利から遠ざかっているローリー・マキロイ（北アイルランド）は、欧州ツアーのBMW PGA選手権を通算15アンダー単独2位で終えた。

　マキロイは予選ラウンドを「67」、「65」で回り、後続に3打差つける通算12アンダー単独首位に立っていた。

　しかし決勝ラウンドを迎えた途端、勢いが衰え「71」、「70」と3打しか伸ばせなかった。一方、優勝したフランセスコ・モリナリ（伊）は週末に「66」、「68」を叩き出し2年ぶりの勝利を手にしたのだ。

　ラウンド後のインタビューで「週末は思い通りにいかなかった。2日目を終えた時に絶好の位置にいただけに悔やまれる」とマキロイ。

　また「フランセスコは僕が出来なかったことが出来ていた。特に最終日ノーボギーで回ったんだから、彼の優勝で文句はないよ」とモリナリの勝利を称えた。　

　今季は米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待で1勝を挙げているが、欧州ツアーでは2年間勝利から遠ざかっている。

　今週の米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントで再び好成績を残し、全米オープン、全英オープンなどビッグトーナメント向けて弾みをつけられるか注目される。