全米オープン（ニューヨーク州 シネコックヒルズGC）初日を終え、1アンダー首位タイに立ったイアン・ポルター（米）は「難しさを楽しめた」とラウンド後のインタビューで答えた。

　同コースで開催された2004年大会に出場し、予選落ちとなったポルターは「あの時は全く楽しめなかった。というよりほとんどの全米オープンで痛めに遭っている」と当時を振り返った。

　しかし今回は考え方を変えたようだ。「ゴルフを楽しむために来ている、ただそれだけって感じだよ。赤い数字（アンダーパー）がリーダーボードにあって、今日はグレートだった。10mの風はストレスだったけどね」。

　欧州ツアー通算12勝、米男子ツアー通算3勝、ライダーカップで大活躍など成績を残しているポルターだがメジャータイトルはまだない。初の栄冠に向け「ショートホールが鍵となる。毎回、完璧なショットを打てるわけじゃないから、拾うことが大事」と2日目以降のプレースタイルを語った。