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54ホールの短縮競技を制したのはB.ケネディ 北海道での激戦を渡辺司が解説

2018年7月9日(月)午後0:34

ぎゅっと週刊国内ツアー
 54ホールの短縮競技となった国内男子ツアー長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ(北海道 ザ・ノースカントリーゴルフクラブ)を制したのはブラッド・ケネディ(豪)で、5年ぶりツアー通算3勝目を北の大地で飾った。5日に行われる予定だった第1ラウンドは荒天のため中止になるなど波乱の3日間を渡辺司が振り返った。


 
天気を考慮してのピンポジション
 ピンポジションは、初日からの天候の悪さをどうしても考慮しないとピンの位置を決められませんでした。本来ならばコースの持っている底力を発揮する位置にしたいと思いましたが(雨のため)拒んだ部分はありました。最終日は良い天気になってくれて、朝にグリーンキーパーの方から表面にローラーをかけさせてもらいますと連絡があったので、一気に速度が上がって、より一層スリリングなカップ位置を実現できたと思います。メンテナンスを頑張って協力してくれた皆さんの力が最終日やっと出せたかなと思います。

 コース自体は難しかったですが、難しいという表現をどう解釈して頂ければよいかと言うと、自分が思い通りのショットを打てなかった時にはペナルティを受け入れる。自分が望んだ通りのショットが打てた時にはご褒美があるという事です。ここのゴルフ場は上がり3ホール連続で池があるので、その池と風を意識しなければ攻められないホールが最後に集約されています。15番まではそこまで池や風を意識しなくてもプレーできるようには考えていました。
 
5年ぶりに優勝を果たしたブラッド・ケネディ
 8アンダーでプレーして優勝したケネディ選手は、最終組についていたので見れていませんが、(ビッグスコア)がでるときは勇気を持った決断力と良いショットの合わさった状態であると共に、思った通りにパットが入ります。何も30cmや1mのパットが続いているわけではなく、長いパットも入っていると思います。ということは、乗ったところも良いところに乗っていたでしょうし、自分が想像した通りのタッチで打てた結果だった、素晴らしいプレーだったと想像します。
 
最終組で回ったキム・ヒョンソンと今平周吾
 一応、シニアの世界で現役を続けさせて頂いているので、プレーヤー目線で言わせて頂ければ、キム・ヒョンソン選手は返しのパットがほぼ全ホールでタップインでした。ずっとバーディとパーを重ねていましたが、パーパットもほとんどタップインでした。最終組ですから、全員が歩いたグリーンの上を最後パッティングしているわけです。そうすると、どうしても足跡がカップ周りに必ずあります。

 その足跡がある中でパットをする時に、残りが返しのパットに不安のない距離感はプロが求めるものですが、やはり勝負をかけたパットというのは外れた時に1mとかオーバーするようなタッチで打たないと、グリーンの表面のちょっとしたデコボコでカップの脇を通り過ぎてしまうという光景をたくさん見ました。もし同じことをもう一回繰り返せるのであれば、1メートルオーバーで打つ覚悟を持ってパットをすれば良いかなと思います。

 今平選手は、朝にローラーかけたというのは選手には告知していないので、6~7mのパットを、ちょっとカップを自分の想像以上に超えてしまし、その時におや?という気持ちが表れたと思うんですね。そこからパットのタッチを修正していったんでしょうけど、自分が思う通りのパットのタッチが整わないまま18番が終わってしまったと思います。

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