いよいよこの後今年の全英オープンゴルフ選手権（スコットランド、カーヌスティGL）が開幕するが、今週の結果次第で世界ランキング1位が変動する可能性がある。

　ダスティン・ジョンソン（米）をかわし、新たにNo.1の座につく可能性があるのは同2位のジャスティン・トーマス（米）、同3位のジャスティン・ローズ（英）、同4位のブルックス・ケプカ（米）、同5位のジョン・ラーム（スペイン）の4選手。

　中でも最もNo.1に近いトーマスは優勝してジョンソンが単独3位以下になるか、単独2位フィニッシュでもジョンソンが49位を下回ると1か月ぶりに王座を奪還する。

　3位以下が王座に輝くためには優勝が前提。そのうえでローズはジョンソンが3位タイ（2人以上）、ケプカはジョンソンが3位タイ（2人以上）、ラームはジョンソンが予選落ちすることに加えてトーマスが単独2位以下で大会を終えることが条件となる。

　ジョンソンの防衛か、それともトーマス、ローズ、ケプカ、ラームのいずれかのプレーヤーがその座を奪い取るのか。今週は熾烈な世界No.1争いからも目が離せない。

（写真提供：Getty images）