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国内女子

2勝目の難しさを乗り越えた福田真未 プロ合格者も健闘した3日間を森口祐子が解説

2018年8月6日(月)午後1:41

ぎゅっと週刊国内ツアー
 国内女子ツアーの北海道meijiカップ(北海道 札幌国際カントリークラブ 島松コース)は福田真未の優勝で幕を閉じた。1年ぶりツアー通算2勝目を手にした福田、優勝争いを展開した申ジエ(韓)や青木瀬令奈に加え、プロテストに合格した選手も健闘し、北海道のファンを沸かせた。北の大地での3日間を森口祐子が振り返る。
 
 
1年ぶりのVがかかった福田と青木 2勝目を挙げる難しさ
 優勝をするに技術力とメンタルですが、技術力があっても、終盤に強い選手と回った時にショットと気持ちをコントロールできるかが大きな課題となります。

 経験を積むことは大事で、優勝争いをしていく中での経験は、違う自分の引き出しに出会えます。「こういう自分がいたんだ」とドキドキして手が動かなくなるとか、逆に他の選手のプレーを見ていて「こういう風にすればいいんだ」とか、上の上で戦う経験が必要となります。

 2勝目は自分を乗り越えないといけません。最終日最終組でトップに立っていての優勝は、自分の期待を乗り越えないといけないですし、皆の期待があるので、頭をクリアにしないといけないです。

 その中でも(福田は)自信たっぷりでした。コーチと取り組んで修正して、自信を持ってプレー出来ました。2日目のパーオン率は18ホールで100%です。唯一、14番で3パットをしました。終盤でボギーを打つと、15番、16番もボギーとしそうなんですが、目が覚めたかのようにプレーしていました。最終日も落ち着いていたと思います。福田さん、申ジエさん、青木瀬令奈さんの弾道を見ていましたが、福田さんはストレートの高弾道。インパクトが厚い感じでした。

 また、1番から3番を自分の調子、コースコンディションとピンの位置を把握して、用心深く進めました。9番を獲るか、獲らないかで後半に影響するので、獲るところで絶対に獲るという気持ちがありました。(申と青木はバーディを奪えず)2人よりも私はいけるという気持ち、自分さえ崩れなければいけるという気持ちになれたのではないかと思います。
 
 それから、もし福田さんが崩れたとしたら勝つのは青木さんかなと思うくらい、青木さんはショット力は上がっていると思います。スイングの動きに隙が無く、バーディを獲った後は自分を鼓舞するようにピースサインをしてギャラリーと共有するような明るさがあります。独特なスイングですが、飛距離も出ます。3日間、14番からボギーがないので、終盤からどういうプレーをするのかがわかってきているのではないかと思います。
 
プロテスト合格組とこれからの見どころ
 38試合あって22試合目のmeijiカップはプロテスト合格後初出場の選手が多い大会です。昨年は22名の黄金世代がそうでしたが、今年の21名は単年登録で経験を積んでいるプレーヤーも多く、先輩プロをおびやかすプレーをしたと思います。去年不合格だった原英莉花さんのように、ダイナミックなスイングができる選手が多いなと思います。

 トップ合格したエイミー・コガさんは、初日は(元世界ランク1位の)申ジエさんとの組み合わせでした。普通、初出場の時は「穏やかに楽しめればいいな」と思うペアリングを期待するものだと思いますが、コガさんは学べるチャンスだと思ったのか、いいスコアを出していました。今の若手にはチャレンジ精神が備わっていると思います。

 今回は北海道ということで、北海道出身の小祝さくらさんや菊地絵理香さんが期待されました。小祝さんは悔しい思いを来週にぶつけて欲しいですね。コースは素晴らしいコンディションでした。西日本の災害、猛暑、厳しい条件が世の中にありますが、ゴルフを見て頂いて少しでも勇気づけられたらと思って選手たちはプレーしています。これからも頑張って頂きたいと思います。

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