全米プロゴルフ選手権（現地時間9日～12日／ミズーリ州 ベルリーブCC）で優勝すれば、キャリアグランドスラム達成となるジョーダン・スピース（米）が心境を語った。

　25歳のスピースは「この大会で優勝してキャリアグランドスラムを達成するまで（頭の中で）グルグルすると思う。（達成は）究極の目標」と述べ、「去年よりは緊張していない」とリラックスした様子。

　去年は全英オープンを制して、最高の状態で全米プロに臨んだが、結果は28位タイ。「全英の後だったから、より集中した。全米プロで勝ちたいという気持ちが強すぎた」と振り返り、「日曜日に優勝争いをしたい。今年メジャー大会で、最終日に上位で迎えられたのは1度だけだからね」とし、「このコースは長く感じるけど、大きなグリーンは平らだからロングパットを決めていきたい」と偉業達成にはパッティングが鍵となるようだ。

　今年のメジャーでは、マスターズ単独3位、全米オープン予選落ち、全英オープン9位タイという成績を残しているが、今季未勝利なスピース。そろそろな気がする。

　ちなみにキャリアグランドスラム最年少記録はタイガー・ウッズ（米）。24歳206日で達成した。

（写真提供：Getty Images）