米国時間9日にPGAツアーはブルックス・ケプカ（米）が17-18年のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー（POY：年間最優秀選手）に選ばれたと発表。昨季メジャー2勝（全米オープンと全米プロ）と文句なしの結果。

　年間メジャー2勝でPOYに選ばれなかったのは1990年のニック・ファルド（英）。理由はPGAツアーメンバーでは無かったからだ。

　POY候補に挙がっていた16-17年の年間最優秀選手、ジャスティン・トーマス（米）は2年連続とはならずもタイガー・ウッズ（米／06-07年）以来の2年連続賞金王となりアーノルド・パーマー賞を受賞した。

　昨季トーマスは8,694,821ドル（約9億8000万円）を稼ぎ、2位のダスティン・ジョンソン（米）とは237,469ドル差。そのジョンソンは平均ストローク数1位（68.70）に贈られるバードン・トロフィーを獲得している。

　3つの賞を別々の選手が手にするのは10年ぶり。2008年にパドレイ・ハリントン（アイルランド）が年間最優秀選手、ビジェイ・シン（フィジー）が賞金王、セルヒオ・ガルシア（スペイン）が平均ストローク数1位となった。

　17-18年シーズンは終了したがすでに新シーズンが始まっている。トーマスは今週のCIMBクラシック（現地時間11日～14日／マレーシア／TPCクアラルンプール）に出場。3年連続賞金王に向けて好スタートを切りたいところ。ちなみにウッズは10度の賞金王に輝いてる。