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タイガー対ミケルソンは「ゴルフ中継の原点」世紀の対決が実現した背景とは

2018年11月16日(金)午後1:00

THE MATCH 〜タイガー・ウッズvsフィル・ミケルソン〜【一夜限りの国内独占放送】
 23日、米国ラスベガスのシャドークリークGCを舞台に「タイガー・ウッズvsフィル・ミケルソン」という世紀の対決がテレビマッチで放送されます。

 賞金は900万ドル、およそ10億円という規模感もさることながら、長年のライバルとされてきた2人が18ホールのマッチプレーで相まみえるということで、現地はもちろん世界中のゴルフファンが注目しています。

 タイガーとミケルソンのテレビマッチがなぜこのタイミングで実現したのか。CS放送「ゴルフネットワーク」で長年海外ツアー中継解説を務めているプロゴルファーのタケ小山氏に、今回の対決が実現した背景についてお話を伺いました。
ゴルフ中継はトーナメントではなく「テレビマッチ」から始まった
 今年のライダーカップで、ミケルソンもタイガーもキャプテンピックだったじゃない。やっぱりまだ彼らに依存するところがあって、アメリカのゴルフ界も「スター不在」なんだよね。そこそこいい選手は揃ってきたけど、この2人がゴルフ界を引っ張るという意味で、このマッチは誰かが考えたんだろうと思うんだよね。

 でも昔に戻ると、1960年代にテレビってものが出来るんだよね。それで、テレビのコンテンツ、テレビで流すものがなくて、ゴルフってものに注視するわけ。その時にできたものがたくさんあって。例えばスポーツ・エージェントと言われる、アーノルド・パーマーとマーク・マコーミックがつくったIMG(インターナショナル・マネジメント・グループ)があるでしょ。あれって、テレビ局がゴルフの番組をはじめるので、それに対してテレビとの契約、スポンサーとの契約をまとめるために、プロゴルファーが賞金をもらうだけじゃなく、契約ってものをやらなければいけなくなってスポーツ・エージェントができるんだけど。

 そこからできた番組で「シェル・ワンダフル・ワールド・オブ・ゴルフ」っていうのがあるんだけど、それってゴルフのトーナメントじゃなくて、エキシビジョンマッチでアーノルド・パーマーとゲーリー・プレーヤーとか、パーマーとジャック・ニクラウスとか、その当時人気のあるプロをマッチさせて、世界の一流コースを回っていくという。今回の企画は、その原点に戻っているんだよね。テレビが出てきたのと同時に、プロゴルフを世界に紹介するということで、ゴルフのトーナメントよりも先にゴルフマッチというエキシビジョンをやってたわけ。タイガー対フィルは、それに戻ってるんだよね。

 今回はタイガーとミケルソンだけど、この後デービス・ラブ3世vsフレッド・カプルスとかさ、かつてのヒーローたちがやって続いていくんだと思うけどね。そういう意味では、新しいゴルフの見せ方、本当にトッププロのマッチが波及していくのかもしれないね。その「ヨーイドン」の担い手になるのは、(タイガー&ミケルソンという)巨塔だよ。そういうところがミソなんだと思うな。

 今、トーナメントは毎週確実に放送しているけど、「観たい人を観たい」っていうね。そういう意味では、マッチプレーというのは人気のある特定の人が指定できるし、面白いよね。

 タイガーが戻ってきてくれて視聴率が上がるわけでしょ。だからタイガーをどうやって使うかというところで、ミケルソンに力を借りるっていうことなんだろうね。どっちが先にOKを出したのかわからないけど。ミケルソンは徹底的に自分のツイッターで「タイガーとやるんだ!」というのを出してきているけど、タイガーの方はちょっと受けてる感じだよね。これが本番やるときにどうなってるかが楽しみだけどね。

 

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