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海外男子

今年10回目の世界1位の入れ替えなるか ローズは2位タイで返り咲き

2018年11月29日(木)午後0:57

 世界2位のジャスティン・ローズ(英)がヒーロー・ワールドチャレンジ(現地時間29日~12月2日/バハマ/アルバニー)の記者会見に臨み、世界1位になるのは最優先事項ではないと語った。

 今大会は米男子ツアー非公認の招待大会であるが、世界ランクポイント対象大会なため、ローズが3人までの2位タイに入ればブルックス・ケプカ(米)を抜き、世界1位に返り咲く(ケプカはヒーローに出場しない)。

「1位になるのは本当にファンタスティック」と再び頂点に立ちたいという気持ちがある一方で「だけど最優先事項ではない。もちろん座り続けられるようにゴルフをしたいけれど」と良いゴルフをし続けて、結果的に世界1位の座をキープできればというのがローズの考えだ。

 今年はNo.1プレーヤーの入れ替わりが9回と過去最高。ダスティン・ジョンソン(米)とジャスティン・トーマス(米)の入れ替わりが2回、ローズとジョンソンの入れ替わりが2回、ケプカとローズの入れ替わりが5回と、いかに世界1位を維持するのが難しいかが分かる。

 ジョンソンは81週連続キープと凄いのだが、その3倍以上を記録したのがタイガー・ウッズ(米)。1999年8月15日から264週連続、2005年6月12日から281週連続で世界1位をキープ。あいだにはビジェイ・シン(フィジー)とウッズが1位と2位を争っていた。なお、最初に世界ランク1位に輝いたのはベルンハルト・ランガー(独)である。

 ローズは好成績を残し、今年10回目の入れ替わりで世界ランク1位に浮上できるだろうか。

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