現地時間17日に終了した米男子ツアーのザ・プレーヤーズ（フロリダ州／TPCソーグラス）。北アイルランド出身のローリー・マキロイがツアー通算15勝目を飾った。3月17日といえば聖パトリックの祝日（アイルランドの祝祭日）。アイリッシュマンはパーカーの下にシンボルカラー「緑」のシャツを着てプレーしていた。

　去年のアーノルド・パーマー招待（フロリダ州／ベイヒル＆ロッジ）以来の優勝だったが、同大会は3月15日～18日に行われた。つまり聖パトリックデーの週に勝利を収めたのだ。「去年はベイヒルの土曜日が聖パトリックデーだった。だから今回も僕にとっては悪くない週末」とやはり縁がある。

　また、日曜日は最終組の一つ前で回った。ここ2年、マキロイは最終日最終組を9回経験しているのだが優勝できずにいた。今回は3日目を終え通算14アンダー2位タイとトミー・フリートウッドと並んでいたが、同選手がマキロイよりも約40分先にスコアカードを提出していた為、マキロイは最終組のひとつ前となった。

　だからというわけではないが、前半にダブルボギーを叩くも、後半に4バーディを奪うなど2アンダー70で回り、逆転優勝を飾った。「優勝できて良かった。特に今回のセッティングはオーガスタ（マスターズ）と似ていたからね。人生でベストなゴルフをしていると思う」と来月、生涯グランドスラムを達成するマキロイが見れるかもしれない。