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メジャーの予選で通算12アンダーは新記録 ケプカの全米プロ連覇は決定か?

2019年5月18日(土)午前11:32

 予選ラウンド(現地時間17日)を終えて、もう全米プロゴルフ選手権(米ニューヨーク州/ベスページブラックコース)の優勝者はブルックス・ケプカ(米)で決定なのだろうか?

 ベスページは決して簡単なコースではない。7,459ヤードもありむしろ相当厳しいコースだ。しかし、ケプカを見ていると簡単に思えてくる。粘り気のあるラフからでも楽々ボールを運び、飛距離も出て、曲がらず、ショートゲームも上手い。

 開幕前、現地のゴルフ有識者たちは優勝スコアは通算10アンダー前後と予想していたが、ケプカは初日「63」、2日目「65」とすでに通算12アンダー。後続に7打差をつけ独走態勢に入っている。

 ちなみに、予選ラウンドで通算12アンダーは4大メジャー大会での新記録。去年の全米プロでゲーリー・ウッドランド(米)が記録した通算10アンダーが今までのレコードだったがケプカが塗り替えた。

 仮にケプカがいなければ、通算5アンダーのジョーダン・スピース(米)、アダム・スコット(豪)が首位タイとなり、通算2アンダーの松山英樹もメジャータイトルが狙える位置にいるのだが、ケプカが飛び抜けている。

 怖いのが第2ラウンドを終えた後のケプカのコメントだ。「今日はバトルだった。ストライキングが良くなかった。右にボールが曲がっていた」。ショットが良くないにも関わらず5アンダー65ということは、修正能力の高いケプカであれば決勝ラウンドで伸ばす、または後続のスコアを見ながら逃げ切ることも容易だろう。

 同組のタイガー・ウッズ(米)は、「ブルックスは330ヤードくらい飛ばして、私が4番とかで打つところを9番で打っていた。この調子でいけば勝てるだろう」とコメントしている。

 第101回全米プロゴルフ選手権はケプカが逃げ切りそうな感じだが、何が起こるか分からないのがゴルフ。ケプカが土曜日に伸ばせず、スコットやスピースがビッグスコアを叩き出せばまだまだ分からない。

(写真:Getty Images)

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