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進藤大典「普段通りやれば間違いなく上に来る」松山英樹の優勝争いに期待

2019年5月18日(土)午後4:15

2019 全米プロゴルフ選手権
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 全米プロゴルフ選手権は現地時間17日、米ニューヨーク州のベスページブラックコースで第2ラウンドが行われた。昨季覇者のブルックス・ケプカ(米)が通算12アンダー単独首位で決勝へ進み、松山英樹は通算2アンダー10位タイにつけた。大会4勝のタイガー・ウッズ(米)は予選落ちを喫している。2日目のゲスト解説を務めた松山の元専属キャディ、進藤大典氏が一日を振り返った。

 松山(英樹)選手はここ数試合、本人が言うようにちょっとずつ良くなっていて、見ていてもデータに表れているし、メジャーの大舞台というプレッシャーのかかる場面でも結果がでてきていると思います。予選が終わって10位タイ、ブルックス(・ケプカ)がこのまま行くとは思わないですし、崩れてきたらチャンスはあるので、いい位置にいるなと思います。

 パットの入る入らないは、(凹凸のある)ポアナ芝だったり、グリーンが柔らかいので遅いスタートだと必然的にグリーンが荒れてしまいます。狙った通り打てているのに、跳ねたり手前で曲がったりと紙一重のところが何ホールもあったので、このまま普段通りやってもらえれば間違いなく上に来ると思います。

 一方、今のブルックスは正直神ががっている状況にいます。2015年のジョーダン・スピースがメジャー4回のうち2勝(マスターズと全米オープン)して、残り2試合は2位(全米プロゴルフ選手権)と4位(全英オープン)というのと同じ状況です。

 メジャーに初めて勝った2017年の全米オープンのときと比べて、プレーの確実性が固まってきています。いいプレーがたまに出るのではなく、どんどんたくさん出てきているので、軌道に乗っている印象です。「憎たらしいくらい強い」ということか、ボギーを打つと拍手をされたりしていましたが、それは最高の賛辞であって、それくらいニューヨークのファンから強いと認められているということでしょう。メジャー2日間で12アンダーですから。

 一番彼を支えているのは、ティーショットだと思います。飛んで曲がらない、歴代のドライバーの上手い選手たちのなかでも、ここまで飛んで曲がらない選手はいないと思います。スタートホール(右ドッグレックのパー4)は、右のラフに行ったと思ったら、ラフを突き抜けてフェアウェイに出てきました。ああいうのも飛距離が出ている証拠ですし、同組のタイガー(・ウッズ)もビックリしていたと思います。誰がこのブルックスを止められるのかというところです。

 タイガーは、マスターズのようなティーショットが打てればチャンスはあるなと思っていました。しかしマスターズと違って、ベスページは曲げたら松林ではなくペナルティが待っています。タイガーはもともとティーショットが曲がるタイプの選手ですから、体の調子が悪いのかティーショットがいまいち本調子ではなかったですね。

 連勝もかかっていたり、プレッシャーもあったと思いますが、1か月ぶりの試合、しかもマスターズで優勝した後のメジャーで、1か月くらい空くとスイングの感覚が変わるので、若い時と違い、タイガーでも照準を合わせるのは難しかったんじゃないでしょうか。

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