憧れのジャック・ニクラス（米）の前でパトリック・キャントレー（米）が魅せた。

　米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメント（米オハイオ州／ミュアフィールドビレッジゴルフコース）最終日、キャントレーは8アンダー64を叩き出し、ツアー通算2勝目を手にした。2011年に米アマチュアゴルファー最高峰の栄誉「ジャック・ニクラス・アワード」を獲得していることもあり、大会ホストであるニクラスの前で勝てた喜びはひとしおだ。

「ジャックの目の前で勝つことができた。この気持ちは言葉では言い表せない」

　実はキャントレー、ニクラスからアドバイスを貰っていた。バックナインの攻め方を聞いたところ「リラックスして楽しもう」と終盤になると忘れがちな楽しむという気持ちをキャントレーは忘れずにいた。

　ウィニングパットは約3mのフックライン。外せばボギーで後続のアダム・スコット（豪）がバーディを決めればプレーオフ突入という状況だったが、キャントレーは冷静に沈めた。ニクラスの言葉がキャントレーを救ったのかもしれない。



　タイトリストと総合契約を結ぶキャントレーに加え、ブランドアンバサダーのアダム・スコット（豪）が単独2位に入った。また、ザ・メモリアルトーナメントにおいて、2位メーカーの6倍以上の選手がタイトリスト ゴルフボールを使用した（ダレル・サーベイ社調べ）。

パトリック・キャントレーの使用ギア

ボール：プロV1x
ドライバー：ドライバー 917D2（9.5°）
フェアウェイメタル：915F（15.0°）
ハイブリッド：816H2（21.0°）
アイアン：718 AP2（#4-PW）
ウェッジ：ボーケイデザインSM5（54°）、SM6（56°）、SM7（61°）
パター：スコッティキャメロン プロトタイプ

　また、サウスカロライナ州カントリークラブ・オブ・チャールストンで行われた米女子メジャー「全米女子オープン」の最終日、6位からスタートしたプロV1xプレーヤーのイ・ジョンウン6（韓）が「70」でまわり、通算6アンダーで逆転勝利。初優勝をメジャーで飾った。

（写真：Getty Images）