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「68年ぶりの開催、地元の選手に勝ってほしい」塚田陽亮が観た全英オープン

2019年7月21日(日)午前7:00

2018 全英オープンゴルフ選手権
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 21日に最終日を迎える今季海外男子メジャー最終戦「全英オープンゴルフ選手権」。2016年の全英オープンに出場している塚田陽亮プロが、CS放送ゴルフネットワークの同大会3日目の中継にゲスト出演、終了後コメントを寄せました。
 
浅地・稲森両選手の健闘も納得し難い「風の強弱」
 予選を通った浅地選手と稲森選手は、風の強い午前の時間帯でしたが頑張りましたよね。初出場ということで、テレビでしか全英のイメージがないでしょうから、余計な情報がなかったのがうまくハマったように思います。テレビだと伝わりづらいですが、選手目線でみるとあの高低差で雨や風が吹いたらかなり難しいですよ。ここで4日間やって日本に帰ってくると、セッティング的には相当楽に感じると思います。

 あとは、コースとの相性もあったと思います。ロイヤルポートラッシュゴルフクラブがいわゆるリンクスコースと違って高低差もあり、少し日本のコースに似ているのもよかったですよね。

 例えば、両サイドに目標となる木があって球をどう飛ばすかイメージするような選手は、リンクスのようなだだっ広いところは苦手でしょう。でも、全英のようなコースを経験し知っていくことで、戦い方もわかってくる。全英オープン前にアイリッシュオープンやスコティッシュオープンに出る人が多いのはそういう理由なわけですよね。日本人でいえば、谷原選手や宮里選手、川村選手のように、ヨーロッパで戦っていろいろなところを知っている人は、相性いいでしょうね。

 しかし、3日目は午前中強い風でしたが、午後になって風が弱くなりましたよね。こんな午後スタートだと、「その中で伸ばした誰かが勝つ」という展開になってしまいますよね。風の強かった朝早いスタートの浅地選手や稲森選手があんなに頑張ったのに、スタート時と順位が変わらないという。一般的には午前スタートのほうがスコアを伸ばせるはずが、既に上位の午後組のほうがスコアを伸ばせるなんて。プレーヤーの立場からすれば納得するのは正直難しいですが、それが全英オープンだと思うしかないですね。
 
自分もいつか地元長野でツアー競技を
 北アイルランドで68年ぶりの開催って凄いですよね。日本のオリンピックだって50~60年くらいの間に4回行われるわけですから、それは盛り上がりますよね。そんな理由で、地元の選手に勝ってほしいという気持ちはあります。経済的な意味でも、地元の選手が勝ったほうが街も潤いますしね。

 北アイルランドのグレアム・マクドウェルと一緒に回っていたババ・ワトソン(米)は、間違いなくプレーしづらかったと思うんですよ。最後の方は映像に映らなくなってましたから。あれだけのトッププレーヤーでも、サッカーでいうホームとアウェイのようなやりづらさが少なからずあったんじゃないでしょうか。日本でも日本人選手に応援が集中したりとかありますが、それよりも海外メジャー、とくに全英オープンでは、白黒がはっきりしますよね。

 僕もいつか、自分が出る出ないも関係なく、地元の長野で大会をやることが夢なんです。ツアー競技の最後が関東オープン(編注:公認競技としては1983年、後援競技では1999年が最後)なので、今回の全英オープンと規模は違いますけど、絶対、長野が盛り上がると思っています。

(写真:Getty Images)

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