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海外男子

ラント・グリフィンがツアー初優勝 支えたのは2人の“父親”

2019年10月16日(水)午後6:00

 米男子ツアーのヒューストンオープン(米テキサス州/ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン)はラント・グリフィン(米)のツアー初優勝で幕を閉じた。プロ10年目の31歳はウィニングパットを決めた瞬間、両手を挙げ、涙を流しながらパートナーを抱きしめた。

 グリフィンは8歳のクリスマスに父親からハーフセットのクラブをプレゼントされ、近所のショートコースに通うようになったが、12歳の時に父親はガンで亡くなった。悲しみに暮れている少年に手を差し伸べたのがスティーブ・プラーター氏だった。

 同氏はブラックスバーグカントリークラブのヘッドプロでグリフィンは生徒。事情が事情なだけにプラーター氏はグリフィンがいつでもゴルフができるようにするなど、第2の父親的存在となった。

「彼がいなければここにはいられなかった。タダでゴルフを教えてくれて、メンバーシップも与えてくれた。ずっと支えてくれた」

 ラテンアメリカ、米下部ツアーなどを転々とし、ついに世界最高峰の舞台で勝利したグリフィン。恩を返すには優勝しかない、それはずっと思っていたことであろう。

「今後何が起こるかは分からないが、この優勝を忘れることは無い。言葉にはできないけどものすごく嬉しい。支えてくれた人たちには本当に感謝している。たくさんメッセージが送られてきた。全員にちゃんと返すよ」



 タイトリストのブランドアンバサダーを務めるグリフィンは、「僕はタイトリストから“最新”のボールが供給されれば、迷うことなくそれを使うんだ。ずっとそうしてきたけれど問題が起こったことは一度もない。もちろん、今も最も新しいプロV1を使用しているよ」と絶対の信頼を置いている。

 また、今季はアイアンをNEW T100にスイッチし、U・510ユーティリティアイアンの2番をコンビネーションしている。これについてタイトリスト ツアーサービス アイアン担当のJJ・ヴァンウェゼンビーク氏は、「U510は打ち出し角度が高く、グリフィンのようなローボールヒッターにはものすごく武器になります。レギュラーツアーだけでなく、コーンフェリーツアーでも人気がありますよ」とコメントしている

ラント・グリフィンのギアセッティング
ボール:プロ V1
ドライバー:917D2(10.5度)
フェアウェイウッド:TS2 (16.5度)
ユーティリティアイアン:NEW U・510(#2)
アイアン:NEW T100 (#4〜#9)
ウェッジ:ボーケイデザイン SM7(46度、50度、54度、60度)

 また、欧州男子ツアーのイタリアンオープンではタイトリスト ブランドアンバサダーのベルント・ウィスベルガー(オーストリア)が今季3勝目を飾った。2位には同じくタイトリストゴルフボールを使用するマシュー・フィッツパトリック(プロV1x使用)が入った。

 さらに国内男子ツアーのブリヂストンオープンを制した今平周吾もタイトリストのボール(プロV1x)を使用。2位タイのプレーヤー4人もすべてタイトリスト ボールプレーヤーとなった。

(写真:Getty Images)

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