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ウッズは毎試合ごとにウェッジを替える!? こだわりに応えた「ミルドグラインド2」

2019年12月20日(金)午前11:04

みんなのPGAツアー
 CS放送ゴルフネットワークで放送中の番組「みんなのPGAツアー」で、PGAツアー出場選手の気になるギアを紹介する「みんなのギア情報局」。ギアライターのコヤマカズヒロさんが、タイガー・ウッズ(米)のウェッジについて紹介します。
 
ウッズの要求に応えた「ミルドグラインド2」ウェッジ


 今回は先日のZOZO チャンピオンシップで優勝したタイガー・ウッズ選手のウェッジについて紹介します。

 タイガー選手といえばドライバーの豪打とアイアンのキレ。そして劇的なロングパットを沈めたりと全てのプレーにおいて超一流の技を持った選手。

 なかでも卓越した技を魅せるのが、短い距離でのウェッジワークです。タイガー選手はプロの中でも取り分けスピン性能にこだわる選手として知られています。

 彼はスピンを減らす技術には長けているので、そのウェッジ選びはスピンがしっかり効くことを優先しています。

 そのため使用するウェッジは、ほぼ毎試合、新品に変更しているんです。タイガー選手のスーパープレーは下ろし立てで、まだ擦り減っていない新しい溝のウェッジから生まれています。

 現在、タイガー選手が愛用するのはテーラーメイドの「ミルドグラインド2」。このウェッジにはタイガー選手の要求に応える2つの特徴があります。



 1つ目は「ソールを機械加工で仕上げた」ことです。

 一般的なウェッジは大まかな形に作られたあと、最後は職人さんの手作業によってヘッドの形が整えられます。手作業だけに、どうしても微細な違いが出てしまうのですが、そこに機械加工を採用することで製品の精度を上げることができるのです。

 精度の高い同じ形状のクラブを手にすることが出来るので、クラブにこだわりの強いタイガー選手も安心して新しいウェッジに替えることができます。

 2つ目は「フェース面をノンメッキにした」ことです。

 メッキ仕上げにするとサビに強くなる反面、ボールが滑りやすく、またメッキが乗る分、どうしても溝の幅が狭く浅くなります。

 これは小さな差ですがツアープロレベルだと無視できない差となります。つまり、ノンメッキにすることで、より強いスピンがかかりやすくなります。

 この「ミルドグラインド2」はサビ防止のため新品の状態ではフェースにシールが貼ってあります。使うときはシールを剥がして、ノンメッキの強いスピン性能を味わえるというわけです。

 さらに「ミルドグラインド2」は溝と溝の間に無数の小さな溝を入れることで、さらにスピン性能を高めています。現在はレーザーミーリングなどでフェースに細かい溝を入れるウェッジが主流になってきています。

 2019年は2勝を挙げ、強いタイガー選手が戻って来ました。来シーズンの活躍も楽しみですね。

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