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異次元の飛ばし屋キャメロン・チャンプのドライバーは「操作は難しいが曲がりにくいし飛ばせる」

2020年1月15日(水)午後6:45

 ゴルフギアライターのコヤマカズヒロ氏が、PGAツアー屈指の飛ばし屋キャメロン・チャンプが使用するドライバーについて、CS放送ゴルフネットワークで1月放送中「みんなのPGAツアー」の中で説明してくれました。
 
「操作は難しいが曲がりにくいし飛ばせる」大慣性モーメント化したドライバー

 ご存知のようにチャンプ選手の持ち味は飛距離。ドライビングディスタンスはPGAツアーでも堂々の1位。優勝した9月のセーフウェイオープンではドライバーの平均飛距離が337.1ヤード、最長で372ヤードというとんでもない飛距離を武器にしています。

 そんなチャンプ選手は14本すべてのクラブを「PING」で揃えています。2018年は「G400 MAX」ドライバーを使用。2019年の初めは「G410 PLUS」、そして後半からは「G410 LST」を使用しています。短期間でこれだけドライバーを替えられるということは、クラブを自分に合わせる調整能力に長けた選手だと言えるでしょう。

 例えば、「G410 PLUS」を使用していた時はヘッド後方の可変ウェイトをドローポジションに設定していました。一般的に飛ばし屋は左への弾道を嫌う傾向にあります。その意味ではウェイトのドローポジションは意外ですが、ライ角をフラットに調整することで、より自分に合ったヘッド挙動に調整しているのです。この辺りは弾道調整機能の使い方にうまさを感じます。

 昔から「PING」のドライバーの特徴は大きな慣性モーメントを持ち、ボールが曲がりにくいことです。この大慣性モーメント化は現代のドライバーのトレンドになっていて、ずっと取り組んでいた分だけ、「PING」のドライバーが一歩先を行っている感じがあります。2019年は渋野日向子選手の活躍もあって日本でも大変人気になりました。

 慣性モーメントを大きくするには、重量をよりヘッドの周辺に配分する必要があります。そのため、ヘッド重心はシャフトの延長線からより遠い位置に移動します。昔のパーシモンヘッドのような小さなヘッドであれば重心はシャフトの延長戦から近く、さながら一本の棒のように振り回すことができます。

 しかし現代の大型ヘッドは重心がより遠い位置にあるため、ヘッドの挙動をコントロールするということで言えば、以前より難しくなっている側面があるのです。例えば、軽自動車とトラックを比べるとトラックの方がパワーはありますが、反面、小回りが利かなくなります。同じように現代のゴルファーは大型化したドライバーをうまくコントロールすることが求められているのです。

「操作するのは難しい。でも曲がりにくいし飛ばせる」。現代のドライバーの特性を活かして大きく飛ばしているのがチャンプ選手の特徴です。そのパワーも去ることながら、スイングとクラブを調整することで高機能な現代のクラブをうまく使いこなしている選手の代表と言えるでしょう。これからますます勝利を重ねる選手になりそうです。

(写真:Getty Images)

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