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まるでF1マシーン!?空力性能を追及した新製品はタイガー好みのヘッド形状 テーラーメイド『SIMシリーズ』

2020年2月4日(火)午後3:30

 2月7日(金)にテーラーメイドから発売となる「SIMドライバー」。ゴルフギアライターのコヤマカズヒロ氏が、CS放送ゴルフネットワークで2月放送中「みんなのPGAツアー」の中で説明してくれました。
 
空力性能を追求したテーラーメイドの新ドライバー
 先月のセントリートーナメント オブ チャンピオンズでお披露目となり、ダスティン・ジョンソン(米)、ジョン・ラーム(スペイン)、マシュー・ウルフ(米)らテーラーメイド契約プロが使用し話題を呼んだ「SIMシリーズ」。昨年の同社のドライバーモデルは「M5、M6」でしたが、今年はMシリーズではなく、新たなブランド「SIM/SIM MAX」の2機種が登場しました。

 Mシリーズの名称はお休みとなりますが、お馴染みの機能『マルチマテリアル構造』、『ツイストフェース』、ルールギリギリの反発性能を実現させる『スピードインジェクション』など好評だったテクノロジーは全て搭載されています。

 個人的には、“構えた時の形状の変化”に注目しています。テーラーメイドの歴代ドライバーは後方が丸っこく、ラウンドした形状が採用されていましたが、今回のSIMシリーズはヒール側のシェイプがスッキリしており、より洋ナシ形風の形状となっています。この変更は、長年洋ナシ型のヘッドを愛用していたタイガー・ウッズ(米)選手のリクエストがあったのかもしれませんね。

 そして、今回の最大の特徴は“空力性能の追求”です。後方に設置された『イナーシャジェネレーター』が空気抵抗を軽減し、ダウンスイングをアップさせます。
 

 そのため、歴代ドライバーはヘッド後方が低くなった『シャローバック』が採用されていましたが、SIMシリーズではやや高さのある形状に変更され低重心×寛容性×空力性能を向上させる新しい形へと変貌を遂げました。

 奇しくもキャロウェイの新製品ドライバー「マーベリック」も『Newサイクロンヘッドシェイプ』が採用され、空気抵抗を軽減させる形状となっています。同社は以前ボーイング社と共同開発し、空力性能を高めた「XR16」が発売されていました。この製品は石川遼選手が使用していましたね。
 

 他にも昨年話題となったPING「G400」の『タービュレーター』や、タイトリスト「TSシリーズ」の「ストリームラインド シェイプ」など、海外メーカーはこぞって空力性能の向上に努めています。その背景には460ccの大型ヘッドが主流となり、空気抵抗の大きさが無視できないことが理由の1つとして挙げられます。
 

 実際にSIMドライバーを打った人から話を聞いてみると、空気抵抗の軽減を感じる人、感じない人と意見が分かれていましたので、ぜひ実際に効果を体験してみることをオススメします。

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