女子ゴルフの安田祐香が５日、東京・グランドプリンスホテル高輪で行われた住友ゴム工業とのゴルフ用品使用契約の記者発表会に出席した。

　小学３年時に初めて新品のゴルフクラブを使ったのがスリクソンのアベレージモデルで、中学生の時に初めて自ら購入したクラブもゼクシオだったと振り返り、「ダンロップの皆様と一緒にプロツアーに取り組めることを嬉しく思っています」と笑顔。今シーズンは「前半戦の中で優勝できるように頑張りたい」といい、「尊敬されるようなゴルファーになりたい」と目標を掲げた。

　会見では男子ゴルフの松山英樹からもビデオメッセージが寄せられ、「興奮がとまらない。松山選手からいただけると思っていなかったので。(松山選手のような)かっこいい選手になれるように頑張りたい」と意気込みを語った。

　アマチュア最多記録に並ぶツアー10試合連続予選通過や昨年４月の「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」優勝など、プラチナ世代と呼ばれる2000年生まれの中でもトップクラスの成績を残してきた安田。昨年11月のプロテストに合格し、翌月のファイナルQTは２位で通過した。現在は地元の神戸でトレーニングをしているといい、これまでより練習量を倍に増やし、プロデビュー戦となる今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(３月５日開幕)に備えている。

（写真：ISM）