アジアンツアーと豪州ツアーの共催大会、ニュージーランドオープン（27日～3月1日／ニュージーランド／ミルブルックリゾート、ザ・ヒルズ）に出場する浅地洋佑、星野陸也、武藤俊憲、香妻陣一朗、木下稜介がインタビューに答えた。
 

浅地洋佑「遥々やって来たので優勝を目指したい」

　ニュージーランドには初めて来ました。景色が綺麗と聞いていたのですが、その通りでした。空港から出た瞬間から絶景で癒されました。プロアマ大会はPGAツアーでは昔からありテレビ中継で見ていたのでアマチュアの方と試合の空気で一緒にプレーできるのは良いことだと思います。

　オフは1年間戦うための体力つくりとパワーアップを重点的にやってきました。遥々やって来たので優勝を目指したいですし、日本では昨年は2勝で良いシーズンでしたが、今年も優勝しないと意味がないと思っているので、最低1勝を目指して頑張りたいです。
 

星野陸也「ヒルズの方が傾斜を使って攻めるグリーンが多い」

　綺麗なコースで街並みや景色が好きなので、楽しみながらできる試合。プロアマ戦と試合が一緒になるのはなかなかない機会なので、新鮮な気持ちで一緒にチームを組んで戦うのも楽しみです。

　（2コースのうち）ヒルズの方が傾斜を使って攻めるグリーンが多いと思いますが、個人的にはそこまで苦手意識はないです。昨年は最後の方で追いつけなかった。初日、2日目もしっかり伸ばさないと優勝は難しいので、前半に伸ばせるよう頑張りたい。自分が出場するのは難しいですが、今年は東京オリンピックもありますし、ゴルフを盛り上げられるように、賞金王を狙っていけるように、今年も1勝以上を目指したいです。
 

武藤俊憲「日本ツアー開幕前の貴重な試合」

　日本では味わえない景色で、芝の質やグリーンの硬さなど（日本国内の試合から）目線を変える意味では大事な試合です。毎年のようにニュージーランドのスタッフの方が「武藤、来るんだろう？」と呼んでくれるので期待に応えたいですし、暖かいところで日本ツアー開幕前に試合ができるのはアドバンテージになります。ニュージーランドではずっといい成績が出ていないので、日本人トップで上がりたいですしチャンスがあれば優勝したいです。
 

香妻陣一朗「優勝目指して頑張っていきたい」

　過去に参加した選手からは「キレイ、キレイ」と聞いていて、みなさんの言う通りコースコンディションも良く、素晴らしい景色ですし、イメージしていた通りだなと思いました。ゴルフの調子は何とも言えないのですが、ショットの感覚はそんなに悪くはないです。こればっかりは試合をしてみないと分からないです。

　グリーンは日本と似ているところもあるので、やりにくいことはないです。コース自体を楽しみながら、優勝を目指して頑張っていきたいなと思います。今シーズンについては1勝できたら良いですけど、2勝を目指しながらやっていきたいと思います。
 

木下稜介「現地キャディの方も本当にフレンドリー」

　とにかく景色がキレイでコースも良くて、人が優しいということで楽しみにしてきました。現地のキャディの方も本当にフレンドリーでした。ゴルフの調子は頑張って調整はしているつもりですが、良くもないし悪くもないという感じです。なんとか4日間プレーできるように頑張りたいです。

　1月のSMBCシンガポールオープンで6位タイに入って、全英オープンの出場資格を手に入れることができました。先週はアジアのQスクールにトライして、結果はダメだったのですが、この試合はアジアンツアーの賞金ランキングにも反映されるということで、できるだけ上位でフィニッシュしたいというのはあります。今年の目標は大きく賞金王といきたいところですので、それを目指して今シーズンは戦いたいと思います。