4月9日開幕予定だった米男子ツアーの今季メジャー初戦、マスターズ（ジョージア州／オーガスタ・ナショナルGC）が新型コロナウイルスの影響で延期されることについて、ゴルフ界の帝王ジャック・ニクラウス氏らが見解を述べた。

　大会6勝を誇るニクラウス氏は、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』の取材に対し、「私はこの決断は正しいと思う。誰もオーガスタに行って病気になりたいとは思っていないはず。世界中から人々がやって来て、そこで（ウイルスが）持ち込まれる可能性だってある」と答えた。

　また、昨季大会で2位タイの好成績を収めたザンダー・シャウフェレ（米）も、「中止とは違う。延期である以上、プレーヤーはその言葉を信じて開催を待つまでだ」と前向きに話している。