米男子ツアーのザ・ホンダクラシックは19日、米フロリダ州のPGAナショナル（7,125ヤード・パー70）で第2ラウンドが行われ、石川遼は3バーディ、3ボギーの「70」で回り通算8オーバー117位タイで大会を終了した。

―スコア以上に価値のあるラウンドになったか

　後半に関しては良いゴルフが出来ました。今までこのコースでなかなか出来なかったプレーが今日に関しては出来たかなと思います。

　スコアがスコアだったので予選カットのプレッシャーは無かったですが、それを差し引いても出来なかったショットが出来ているなという実感はありました。

―17番や18番のティーショットから良くなったが何かキッカケがあったのか

　特には無いですが、ここ一年間でコーチとスイングチェンジを中心に取り組んで来ました。一年経って徐々に自分のスイングのベースというか、少しづつ作られつつあるのかなというのを今日のラウンドで感じました。

　試合と試合の間隔が少し開いて、かつPGAツアーという事もあり、自分の中で硬さが出ていました。コースも非常に厳しいので、ちょっとしたミスも許してもらえない感じでした。

　もう少し試合に続けて出られる様なカテゴリーに自分も入って、またPGAツアーでプレーするのが大事だなと思いました。ただまずは焦らずに自分が今できることをやっていきたいと思います。

―急に来てプレーという中、今日は落ち着いている様に見えた

　いつも通り木曜日にスタートするのがルーティンとして確立されていない感じは否めないですし、改めて準備するのが難しいと感じましたが。しかし、それが全ての要因ではありません。

　自分のゴルフでやりたい事、トライした事をが沢山あったので、このコースでの経験や良い所も悪い所も全てが参考になります。今日みたいなゴルフが木曜日から当たり前に出来ればより楽しいのかなと思いました。

―この経験を生かして行きたい

　今まで自分が出来なかったこと、例えば18番であのラインでバンカーを超えるというのは去年無かったイメージで飛距離も少しずつ出ている様になっていると思います。

　スイングは崩さずに飛距離を伸ばす、スピードを出していく事がソニーオープンからの課題でしたが、成果を感じる事ができました。今年一年でどこまでやれるかというのはチャレンジなので、これから日本での大会も増えるので頑張って行きたいです。