海外男子メジャーのマスターズトーナメントは10日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルゴルフクラブ（7,475ヤード・パー72）で第3ラウンドが行われ、松山英樹が1イーグル、5バーディ、ノーボギーの7アンダー「65」をマーク。後続に4打差の通算11アンダー単独首位で最終日を迎える。

　3打差6位タイから出た松山は6番までパーとし、7番でバーディを先行させ1アンダーで折り返す。後半は11番、12番の連続バーディで勢いに乗ると、15番パー5でイーグルを奪取。さらに16番、17番でもスコアを伸ばしてリーダーボードの最上段を射止めた。

「この3日間、あまり波を立てることなく怒らずできた。明日はそういうことが凄く大事になって来ると思うので、それができれば凄くチャンスがあるのではないかと思います」

　日本人、アジア人初のマスターズチャンピオンになれるか、注目が集まる。

（写真 : Getty Images）