30日、菅義偉首相は首相官邸にて今年の海外メジャー、マスターズトーナメント（米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）を制した松山英樹に内閣総理大臣顕彰を授与。顕彰式後にグリーンジャケット姿の松山は記者からの質問に答えた。

―今の思いは

　すごく緊張して、その中ですごい賞を頂けたので身が引き締まる思いです。

―グリーンジャケットを着用しての顕彰式となったが首相から言葉は

（ジョー・）バイデン大統領と会談した時にすごく喜んでくれていたというのもお話して頂きましたし、僕自身もこれから頑張って行かないといけないという思いを伝えました。

―東京五輪に向けて

　それまでに大事な試合もありますし、そこを頑張ってオリンピックでも金メダルを目指して頑張りたいと思います。

―プレーに関する話は

　プレーに関してはなかったです。

―東日本大震災から10年、被災地への思いは

　10年前は出場できるかどうか分からない状況でしたが、被災地の方々から「出てこい」という多くメッセージを頂いて、それから10年が経ちましたが、10年で良い結果を出せて何かしらの勇気を与えられたのは良かったと思います。

※松山は2010年のアジアパシフィックアマチュアゴルフチャンピオンシップで優勝し、2011年のマスターズトーナメントに初出場を果たした。

（写真：Getty Images）